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ヨーロッパ文化教養講座(クラシック倶楽部 「歴史的楽器が奏でるショパンの調べ 2 」)

2024/07/10

「歴史的楽器が奏でるショパンの調べ 1」が放送されたのは、4月20日だったので、ずいぶんと間が空いて、2が放送された。

前回放送されなかった、ショパンのコンチェルト1番をアブデーエアさんが、藤倉大さんが作曲した日本初演の曲「Bridging Realms for fortepiano」を川口成彦さんが弾いた。

この収録2日後のアクロス福岡のコンサートと同じ衣装を着たアブデーエアさんが、入場。
アクロス福岡のコンサートでは客席に向かって真正面にアブデーエアさんが座っていたのに対し、オペラシティでは、ピアノが少し斜めに置いてあること。オペラシティの方が舞台が狭いのかも知れない。
ハイヒールでペダルを弾くのが慣れてはいるのだろうが危なっかしく見える。しかし、演奏は全く余裕でこなす。

アブデーエアさんも、「フォルテピアノは倍音が多い、残響が少ない」と言っていたとおりの響きなので、その特徴を生かして、一音一音アーティキュレーションをハッキリさせる弾き方をしていると思った。

録音で聞くと、各楽器の音がハッキリ聞きわけられる判明、ハッキリしすぎて、生演奏と比べると、バランスが悪いような気もした。

でも、古楽器は本当に味のある新鮮な音がするといつも思う。


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