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ヨーロッパ文化教養講座(クラシック倶楽部「諏訪内晶子と仲間たち 〜国際音楽祭NIPPON2024〜」)

2024/04/22

2024年1月12日に東京オペラシティで諏訪内晶子さんが音楽監督を務める、国際音楽祭NIPPON2024のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲演奏会の二日目のコンサートを聴いた。
NHKクラシック倶楽部では、この音楽祭の2月19日の室内楽中心のプログラムを紹介した。
番組では、下記4曲の演奏を放送した。

1)は、ベートーヴェンのヴィオラとチェロのための二重奏曲。
題名が「2つのオブリガート眼鏡付きの。。。」となっているのは、作曲家当時の演奏者が2人とも眼鏡をかけていたから、ということで、ベートーヴェンも案外冗談を言うのだなと思った。

2)は、大好きな曲。
今回の発見は、クラリネットのポール・メイエさんの音が素晴らしいこと。
特に弱音部が綺麗だと思った。生演奏を聴いてみたい。

3)は、パガニーニ/リストだと、ピアノ曲「ラ・カンパネラ(イタリア語で鐘)」
ヴァイオリンに編曲すると、「鐘」となるのが、興味深かった。

海外から素晴らしい演奏家を連れてくる、諏訪内晶子さんは交流範囲が広いのだなと感心した。

楽曲一覧
1)ベートーヴェン:
2つのオブリガート眼鏡付きの二重奏曲 変ホ長調 から第1楽章
鈴木康浩(ビオラ) 、イェンス・ペーター・マインツ(チェロ)

2)モーツァルト:
クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581から第1、第2楽章
ポール・メイエ(クラリネット) 、諏訪内晶子(バイオリン) 、ベンヤミン・シュミット(バイオリン) 、鈴木康浩(ビオラ) 、イェンス・ペーター・マインツ(チェロ)

3)パガニーニ/クライスラー:鐘
諏訪内晶子(バイオリン) 、秋元孝介(ピアノ)

4)シューベルト:
五重奏曲 イ長調D.667 「ます」から第4楽章、第5楽章
ベンヤミン・シュミット(バイオリン) 、鈴木康浩(ビオラ) 、イェンス・ペーター・マインツ(チェロ) 、池松 宏(コントラバス) 、秋元孝介(ピアノ)

【収録】2024年2月19日 紀尾井ホール(東京)


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