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ヨーロッパ文化教養講座(コモ湖とバレンタインデーのチョコレート)

2023/02/16
先日のアナザースカイはゲストに岩田剛典を迎え、懐かしいコモ湖
が舞台だった。

コモ湖には、生まれて初めてイタリアに行った1995年に、オプショナルツアーで行ったと思う。3月の寒い時期だったが、かえって観光客も少なく、湖を臨む素敵な景色だった。

中心都市「コモ」の桟橋から、小さな船で湖を遊覧した。対岸はスイスなのので、山の景色も素晴らしいが、世界中のセレブが競うように別送を湾岸に立てていて、その説明をガイドの女性がしたのを覚えている。

「コモ」の町に戻り、自由時間にスーパーに行った。日本へのお土産を購入し、レジーに行くと、ちょっと年配の女性店員が、リボンを付けた、大きな風船の形をした茶色の物体をくれた。

これは、何だと英語で尋ねたが、この女性を英語を話せないらしく、イタリア語で一生懸命説明するがわからない。(このことも、イタリア語を学ぶ動機の一つになった)
もらえるものは、喜んでもらえとばかりに、「サンキュー」と言って、お土産と一緒にホテルに持ち帰った。

茶色の風船は、中が空洞のチョコレートだった。そのまま、日本へは持ち帰れないので、おそるおそる崩して食べてみた。本当に美味しかったと30年近く経った今でも覚えている。

今になると、このチョコレートの意味が良くわかる。
なぜなら、イースターエッグの時期だからである。

キリスト教のお祭りで最も大事な、キリストの復活を記念するイースター(復活祭、イタリア語ではPASQUA)は、月の満ち欠けによって、毎年日取りが変わるが、「灰の水曜日」という日からその期間がスタートする。

WEBで調べると、1995年のイースターは、
灰の水曜日が、3月1日
復活祭が、4月16日となっているので、小生がコモ湖のスーパーに行ったのは、間違いなくイースターの期間だということがわかった。

ちなみに、今年の灰の水曜日は、来週の水曜日、2月22日。
復活祭は、4月9日の第2日曜日である。

バレンタインの話に戻すと、ニュースによれば、「義理チョコ」しないという女性が毎年増えているとのこと。
何をするしないは、本人の自由なので、それもまた結構な話だが、もらう立場としては、「義理チョコ」でももらうと嬉しい。

その気持ちが周辺に通じてか、今年は、20代から60代までの8人の女性から「義理チョコ」をもらうことができた。

追記:
岩田剛典は、どこかで見たことがあると思ったら、「名も無き世界のエンドロール」で主役だった。
アナザースカイの番組中に、実家が皮靴の製造メーカーであることが紹介されていた。
絵画やデザインのセンスもすばらしく、今後マルチタレントとして、活躍するするだろうと思った。



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