2024/09/18
役所広司主演の「PERFECT DAYS」を作った、ビム・ベンダース監督の1977年の作品。
「見知らぬ乗客」「太陽がいっぱい」などの名作クライム・サスペンス映画の原作者パトリシア・ハイスミスが書いた、トム・リプリーシリーズの第3作「アメリカの友人」を元に第2作「贋作」の設定を取り入れた内容になっている。
パトリシア・ハイスミスの描くトム・リプリーは、人間の暗黒面を体現しているキャラクターであるが、デニス・ホッパーが好演していると思った。
ただ、ヨナタン(演 ブルーノ・ガンツ)の最後のシーンは、唐突すぎたので、原作通りに作った方が良かったように思った。