ヨーロッパ文化教養講座（ウクライナ大使との食事会）

2024/01/25
駐日ウクライナ大使のセルギー・コルスンスキー氏が、昨日鹿児島大学で講演し学生と交流した。
その夜、小生の所属するボランティア団体主催で歓迎会があった。

コルスンスキー大使は、まだ日本語は達者でないようで、挨拶は、ウクライナ語で行われた。
それを、2等書記官の女性が見事に通訳した。

コルスンスキー大使は、ロシアによるウクライナ侵攻後、日本の各都道府県を２０県近く訪問して、講演と学生たちとの交流、また、日本に避難しているウクライナ人を励ますことを続けているそうだ。

今も、ロシアは、夜になると、ロケット弾を打ち込み、ウクライナ人の「ジェノサイド」を目論んでいると強調した。

また、これまでの日本のウクライナへの援助については、本当に感謝していると話してくれた。
寄付金用に開設した口座は、今まで80億円ほどの入金があり、物資も毎月コンテナーで運ぶくらい頂いている、救急車も2台頂いた、などの話があった。
個人の寄付金についても、1000円の振込みや100万円の振込みがあったら、金額の多寡に関わらず、全て同じように感謝しているとの話もあり、大使の優しく真面目な人柄がにじみ出ていた。

日本は日本人は、この理不尽な戦争に対して何ができるのかと深く考えさせられた夜だった。