ヨーロッパ文化教養講座(「NHKクラシック倶楽部」 ソフィア・ブルゴス ソプラノ・リサイタル +2024/09/24再視聴)
2023/02/24
2017年 ナディア&リリ・ブーランジェ国際声楽コンクールで、ドイツ・リート賞受賞(と言われてもどれくらい価値のあるものかは知らないが)ソフィア・ブルゴスのリサイクルを聞いた。
ソフィア・ブルゴスは、「ぶらぼお」のWEBによると、プエルトリコ系アメリカ人だと書いてある。なるほど、インタビューの映像はアメリカン・イングリッシュだと思った。
すべてモーツァルトの歌曲、及びオペラアリアだが、驚いたのは、
「フィガロの結婚」では、ケルビーノ、スザンナ、伯爵夫人、バルバリーナ
の主要4人の登場人物のアリアを歌い分けていたことだ。
「コジ・ファン・トゥッテ」のデスピーナも加えると5人の役となる。
今回のリサイタルで、小生の聴いた感じでは、ソフィア・ブルゴスの声は、スザンナ・デスピーナのような軽い声の役より、伯爵夫人のように重い声の役の方が向いているのではないかと思った。
さらに、ケルビーノのように、通常メゾ・ソプラノが歌う音域まで声がちゃんとでるのも凄いなと思った。
器用貧乏に終わらないように、いろいろな役に挑戦しながら、「ソフィア・ブルゴスと言えば○○役」だと言われるような、ソプラノ歌手に成れたらいいなと思いながら聴いていた。
やはり、小生はモーツァルトが1番肌に(耳に?)合うようで、あっという間に、1時間弱の放送は終わってしまった。
2024/09/25
再視聴した。
感想は、以前と変わらない。
見落としていたのは、フィガロの結婚再演時に付け加えられたスザンナのアリア。
番組では、ピアノ伴奏のKV579が歌われた。
WIKIより
「ウィーンでは1789年に再上演が行われた。初演と配役が違い、特にスザンナ役のソプラノのために異稿アリアKV577とKV579が書き下ろされた(第4幕の代替曲であるKV577は、旧全集版では伯爵夫人のためのアリアとされていた」
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