2023/03/29 生物を保護→気候変動対策 7 SciKotz 2023年4月4日 12:37 特定の重要な種を回復させる(生息環境も回復する)ことで、パリ協定の1.5℃目標に必要な削減がほとんど達成できてしまうかも、という研究がエール大から出ています。NbSとして注目。候補は、marine fish(海の魚?)、ジンベエザメ、オオカミ 、ヌー、ラッコ #生物多様性 →https://t.co/GyYsZqQAOn— 小坪 遊 Yu Kotsubo(米を持ち歩く人) (@SciKotz) March 29, 2023 ジャコウウシ、マルミミゾウ、アメリカバイソン。これらの個体群の保全、回復に伴い年間64億㌧のCO₂削減効果があり、これはパリ協定の1.5℃目標達成に必要な量の95%に達すると(もちろんタイムラグがあるので、まずはすぐ再エネなどによる削減が必要かと)。原著はこちら。https://t.co/MyOJyanoKm— 小坪 遊 Yu Kotsubo(米を持ち歩く人) (@SciKotz) March 29, 2023 ちなみに、リリースによると(まだ原著読めてない)他にも有望そうな候補はいて、アフリカスイギュウ、シロサイ、ピューマ、ディンゴ、旧世界ザルと新世界ザル、サイチョウ、オオコウモリ、ゼニガタアザラシとハイイロアザラシ、アカウミガメとアオウミガメだそうです。#生物多様性— 小坪 遊 Yu Kotsubo(米を持ち歩く人) (@SciKotz) March 29, 2023 ごめんなさい。Whale sharkじゃなくて、whales, sharks でした。クジラとサメ🦈🐋— 小坪 遊 Yu Kotsubo(米を持ち歩く人) (@SciKotz) March 29, 2023 とりあえず、生物多様性をがんがん回復させましょう!— 小坪 遊 Yu Kotsubo(米を持ち歩く人) (@SciKotz) March 29, 2023 【せっかくなので】この論文はむしろ、今までの「環境保全・再生→動物増える」ではなく、動物を減らす要素の除去(伝染病の管理、密猟の根絶、駆除の規制など)という動物側へのアプローチ(てこ入れ)が、生物多様性の再生や気候変動対策にもなるとの視点を提示しているのが非常に面白かったです。 https://t.co/5KHBUVLst2— 小坪 遊 Yu Kotsubo(米を持ち歩く人) (@SciKotz) March 30, 2023 もちろん、ある生物が生息・生育できる環境を保全・回復させていくことも重要であることは言うまでもありません。「動物を増やす」というと、放流などがつい浮かんでしまいますが、論文が指摘している「増やす」は、そういうものではないことも念のため。— 小坪 遊 Yu Kotsubo(米を持ち歩く人) (@SciKotz) March 30, 2023 MONGABAYに、今回の結果について課題も含めて分かりやすい記事がありました(※ただ、再導入だけではないことに注意は必要)。 #生物多様性 https://t.co/1kYFQ5z8JW— 小坪 遊 Yu Kotsubo(米を持ち歩く人) (@SciKotz) March 31, 2023 ダウンロード copy #生物多様性 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート