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青田刈り

世の中、コロナ一色なので、ちょっと違うネタを書いても
実はあまりウケがよくなかったりする。
あー、みんなと同じにしないと、こういう時にも損するのだな、
と、noteもトレペ買い占めも思う。

さて、その中で「青田刈り」。
「青田刈り」と「青田買い」
「なおざり」と「おざなり」は
いつもどちらがどちらか間違えやすいワードですね。
つまり誤用も多いということ、間違わないように使いたいところです。

「青田刈り」とは、戦国時代の戦術で
敵の領地の田んぼを青いうちに刈ってしまって、
相手の食糧不足を狙うもの。
「青田買い」は、実る前から先物買いで、
収穫を見越して作物を買うこと。
https://news.mynavi.jp/article/20150523-a072/

考えてみれば間違えようのない言葉ですが、
やっぱり、混同が多い。
企業活動で今、「青田買い」つまり
他の企業にどんな新卒も行かせないように
余分にがっつり採用できる、そんな企業は
もうあまり、存在していないようにも思います。

ところで、この言葉を見て思ったのは、
「青田刈り」は戦国時代の戦略であるということ
クレしんの『嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』にも
同様のシーンがあったように思います。
が「青田買い」は…。先物取引という商業形態が
確立されてからでないと、生まれえない言葉なので、
日本で言えば、江戸時代に入ってからかな~

ということは、「青田買い」は「青田刈り」の後に
さらにもしかすると「青田刈り」の誤用もしくは言葉遊び
が高じて誕生した言葉ではないかと思うのです。

こういう誤用が転じて新語として市民権を得た言葉、
ほかにもたくさんあるんだろうな。
(勝手な思い込みですが)

いつも、ご覧いただきありがとうございます。いつもは三日坊主の私ですが、なんとか続けていきたいと思います。