中学生への言葉③
中学校の1年間が終わります。
1年前を思い出します。大きめの標準服を着て登校した日を。
本州の中学生なら桜咲く道を颯爽と歩くのに、北国の春はまだじゅうぶん冬の名残を含んだ風が吹くなか、幾分うつむき加減に入学式に向かった日を。
あれから1年が過ぎ、標準服はすっかり馴染んでいる。
それぞれが成長した1年。
体格が大きくなるのは見た目の大きな変化です。ただ、それだけでなく見えない心の変化に果たして気付いているだろうか。
(2015 学年便り寄稿 三浦 雅美)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?