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初心者だった私が APN Ambassador に選出されるまで

先日、APN Ambassador に選出頂きました。
Japan APN Ambassador 2020 の発表

APN Ambassador Program については以下のように紹介されています。現在日本国内では20名のエンジニアが認定されています。

APN Ambassador Program は、世界中の APN Consulting Partner から卓越した技術力を持ち、社外への情報発信(セミナーでの登壇、Blogや書籍など)を活発に実施されている方々を APN Ambassadors として認定し、認定されたメンバーで構成されるコミュニティとなります。

いろいろなコミュニティで、さまざまな人から学び、それをアウトプットし続けることを意識してきた成果だと思っています。そんな私も、つい数年前まではAWS初心者でした。良い機会なので、今までの自身の活動を振り返り

・どのようにしてAWS技術者としてのスキルを身につけたのか
・アウトプットしてどんな良いことがあったか

について紹介したいと思います。

最初は圧倒されたJAWS-UG横浜支部「宇宙一早い re:Invent reCap」

JAWS-UG(AWS Users Group – Japan)とは、AWSが提供するクラウドコンピューティングを利用する有志によるコミュニティです。地域別・目的別にさまざまな支部が存在しています。

2016年、初めて参加した JAWS-UG は勤務先の近くで開催されていたJAWS-UG横浜支部でした。毎年ラスベガスで開催されるAWSの年次カンファレンス re:Invent 参加者が、帰国翌日の時差ボケが激しい中、たぶん宇宙一早い re:Invent のレポートの数々をシェアしていました。re:Invent 現地の熱気を感じられるようで、なんだか圧倒されたのを覚えています。

それからしばらくは、AWSについてインプットの毎日でした。JAWS-UG 以外にも、自分でマネジメントコンソールをいじり、案件の打ち合わせにはできるだけ先輩に付いて行きました。社内で開催される勉強会やAWS Summit Tokyo を始めとするカンファレンスに参加するなど学ぶ機会はたくさんありました。コミュニティの皆さんとも、よく顔を合わせるようになり、打ち解けることができました。

ウルトラクイズ勝ち抜き

しばらくして、日々のインプットが成果につながっていきます。業務でもAWSについて頼られることが増えてきた頃・・・

2018年、AWS Summit Tokyoで開催されるAWSに関する深い知識を問うクイズ大会「ウルトラクイズ」に勝ち抜き、ラスベガスで開催されるグローバルカンファレンス「AWS re:Invent」に招待してもらうことができました!

【開催報告】re:Mix in AWS Summit Tokyo – AWSユーザーとともに

無題

年間1000件以上のアップデートを日々追いつづけ、AWS認定資格を取得し、AWSを使い倒している皆さんから学び続けていたからこそ、勝ち抜けたのだと思います。
(正直、運も良かったと思いますが、誰でも何かしら成果を感じてくる頃)

初めてのLT登壇

JAWS-UG 横浜支部の方からお声がけいただき、初めてLT登壇しました。実は、この初LTもJAWS-UG横浜支部の宇宙一早い「AWS re:Invent 2018 Recap」。感慨深いものがありました・・・。

このあたりから「アウトプット」を意識するようになります。実は、アウトプットは周囲に情報提供しているようで、自分自身にとっても良いことがたくさんあります。

実感したのは、プレゼン資料を作成したり、話したりアウトプットすることで、今まで学んだことがより深く理解できるということです。また、他の登壇者や運営メンバーとも話せるので、その分野の有識者と仲良くなれます。不思議に聞こえるかもしれませんが、社外だけでなく、業務では関わることがなかった社内のネットワークも広まり、自分の世界を広げることができました。

Fin-JAWS 運営のコアメンバーへ

2019年、金融とFinTechに関するAWSユーザ会 「Fin-JAWS」に運営コアメンバーとして参加するようになりました。コミュニティの場には、過去のウルトラクイズ優勝者だったり、AWS社員だったり、熱意のあるエンジニア達が集まっています。彼らとの会話を通して、業界動向や技術領域の流行り廃りの情報に継続的に触れられることは、運営コアメンバーを続ける大きなモチベーションになっています。

また、上記のとおり私自身もコミュニティの皆さんからたくさん学んできたので、その分、今度は自分がアウトプットすることで周囲の人の学びにも役立ちたいと思っています。

まとめ

技術情報はどんどんオープンになり、変化のスピードも早くなっています。オープンなコミュニティでAWSサービスを実際に使っているユーザーから学ぶことが、AWS技術者としてのスキルを身につける近道となりました。また、LTを皮切りにアウトプットの機会が増えていく中で、自分自身に起きる良い変化にも気づき、インプットとアウトプットのサイクルを回す中で APN Ambassador としても評価いただくことができました。


以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
騙されたと思って、アウトプットを始めてみませんか?
LT、ブログ執筆等のアウトプットを通して、自身に起きる良い変化を見つけてみてください。

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