大喜る人たちトーナメント・予選夜の部(9/17)に挑んできました

千葉喜利フェスの翌日、私はまたも大きなイベントに向かっていました。2023年9月17日、大喜る人たちトーナメントの予選、夜の部です。

ちょっといくらなんでも強行スケジュールすぎやしないかい、という感じはありますが、これには理由がありました。

エントリーのきっかけ

当初、私はこの大会に参加する予定ではありませんでした。色々な余裕が無かったことが大きな理由ですが、他にも、「大喜る人たち」という大きなコンテンツの名を冠した大会に、出るの……?シュヴァルツ如きが……? と思った結果、怖気づいたというか、今じゃないのでは、という気がしてしまったことも理由として挙げられます。

しかし、その後発表されたのです。「大喜利天下一武道会」が、今年は開催されないことを。そして、このトーナメントが代替になることを。
そうと知ったら話は別です。今のうちに少しでも揉まれておきたい。学びの機会を増やしたい。そう思った私は、どの予選にエントリーしようか考え始めました。

ちょうどその頃、私は9月17日に日直組手の第2弾が開かれることを知らされていました。もし仮に秋葉原でやるのであればハシゴできるのではないか、と考えた私は、エントリー希望を9月17日の夜に絞り、抽選を待っていたわけです。
その後、開催場所などのもろもろの都合で、組手への参加は難しくなってしまいましたが、トーナメントには無事当選。よーしやったるぞと思っていたところ、千葉喜利フェスの開催告知がなされました。
2日連続の生大喜利。一瞬悩みこそしましたが、こちらも当然参加したい、という気持ちは変わらず。最終的には、ビッグ生大喜利2DAYSの形になりました。

いざ、ボケルバ の前に

今回の予選会場は、お馴染み大喜利カフェボケルバ。私にとっては3回目です。ボケルバで明確にウケたこと1回も無いんだよな……と思いつつ、秋葉原へ。

夜の部の前に、昼の部に参加されていた北戸田スイッチ(とだっち)と合流し、色々とお話を聞かせてもらいました。どういう雰囲気だったのか、誰が凄かったのか……などなど。
とだっち自身は調子が振るわなかったということで、一体どんな魔境なんだ……と思いながら、いよいよボケルバへ。とだっちも観覧するため、共に向かいました。

いざ、ボケルバ

ちょうど18時頃に到着。既に受付は始まっていました。エントリー費を払い、見知った顔を探していたところ、初ギプス(初ギ)、石神、カラスみずさんが並んで座っている席を発見。隣に座らせてもらいます。
石神に「緊張してますか?」と尋ねられ、その答えを思いっきり噛んでしまうくらいには緊張していたのですが、5分くらい経ったところで急激にリラックス状態になりました。あの瞬間本当に怖かったです。おかしすぎるので。傍らの初ギは急に緊張し始めてましたし。
あとは、我らが千葉喜利主催のJ@Qさんも席まで来てくださって、「頑張ろうな!」とタッチを交わしました。親しい方が多くて本当にありがたかったです。一人だったらぶっ倒れてました。

出場者

この日の出場者は以下の通り。全て敬称略、表記及び並び順は公式発表に準拠しています。

  1. J@Q

  2. 骨密度

  3. カラスみず

  4. 大久保八億

  5. chocoxina(ちょこざいな)

  6. 山本俊治(やまもと としはる)

  7. おじやしげき

  8. 石神

  9. シュヴァルツ

  10. 初ギプス

  11. タックスマン

  12. にこさ すぐる

  13. ショートマダム 弱み

  14. あくた

  15. メガネなし博士

  16. くま骸

  17. アヒルタイタン ひろろん

  18. アヒルタイタン さっぽたん

  19. ゆうや

  20. 原口フニャオ

  21. あくまでクマ

  22. コパン君(大喜利鴨川杯)

  23. 桶狭間

  24. 青いかさ

  25. ぽこやかざん(下町モルモット 奥山)

  26. ひろみち

  27. マニラザル

  28. 凡杉

  29. LIQ

  30. A連理 市川おえ

  31. がんばりま翔

  32. 恥スパゲッティ

  33. サイヤング 小山

  34. 寝癖の宇宙

  35. ステイゴールド

  36. 水猫ラテ

エグいメンバーばっかりです。どなたと当たっても良い経験になる、という気がしていました。

簡単な振り返りと感想

私はBブロック。以下のような組分けになりました。

  • シュヴァルツ

  • ぽこやかざん

  • 骨密度

  • くま骸

  • 大久保八億

  • コパン君


は?


とんでもないブロックに放り込まれ、笑うしかありませんでした。何これ。
しかし隣の初ギは「むしろ、周りが凄いから流れに乗れればいけるんじゃない?」と声をかけてくれました。ありがたいね……。だが私は流れに乗るのが大の苦手なんだ……。


で、どうだったかというと、ご存知の通りダメダメでした。なんにも良いところなし。
頭が回らない訳では無いんですが、フル出力を出せないというか。スピードに振り切ることも、変な絵に振り切ることもできず、順当に沈みました。
情けないことに、最早悔しさすら感じられないというか。ダメすぎて落ち込むこともできない。やっぱり今の自分には早かったなと思いましたが、まあ経験経験、と思いながら、残りの時間を観覧に費やしました。

他の方のことで言うと、マニラザルさんがしきりに握手してくださったのがずっと印象に残っています。派手な身形は勿論のこと、大喜利もとても面白いとお聞きしていたので、初めてお会いできただけで光栄でしたし、尚且つビビってもいたのですが、「双葉杯の(るかさんとの)ペアに反応してくれたの、シュヴァルツさんだけで……!」と言って、休憩のタイミングや本戦進出を決めた直後にも握手を求められ、なんだか不思議な気持ちになりました。
その点、大事なファーストコンタクトの日なのに、ちっとも力を出せなかったのが悔やまれます。このままザコのイメージを定着させてはならない。精進します。

終わりに

というわけで、半ば観覧客のような気持ちになったまま予選が終了。その後はタックスマンさんやあくたさんといった方々にご挨拶して回りました。

一通りご挨拶を済ませたあとは、とだっちとお食事へ。この日はふたりとも力を発揮できず(とは言っても、とだっちのほうが遥かに上だとは思うのですが)、悔しい気持ちが残っていたので、もっとウケたいね、あとは早いところどこかで一緒に大喜利やりたいね、といったことを話しました。

別れたあとの帰り道は、深夜ということもあって何だか頭がボンヤリとしていました。この日の自分の出来について考えたり、でも昨日はウケたし、と逃げようとして、いや常にウケなきゃ意味ないだろと思ったり。
終始あり続けたのは、何もできなかったことと何も感じられなかったことによる無力感。少しずつ力はつけられているはず、と信じてはいますが、まだまだ足りないことを痛感しました。今後も様々な会に参加して、少しでも実力の向上に繋げられたらと思います。

改めまして、参加者の皆さん、運営の皆さん、審査員の皆さん、司会のフランスピアノなかがわさん、ありがとうございました!


生大喜利の予定は再び空くのですが、何だか嫌な予感が……?

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