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【 今夜に向けて状況整理 】昨日の凪からの下落 / ADP雇用統計 / 需給で決まる局面

みなさんこんにちは。先週から災難続きの相場といった印象ですが、今日の相場を迎えるに当たっての状況整理をしてみたいと思います。

基本的には以下の映像でお話しさせていただいたものと同様になります。

【 今夜に向けて状況整理 】昨日の凪からの下落 / ADP雇用統計 / 需給で決まる局面 https://youtu.be/Wyu4CQ9Zt5Y

1.昨日は凪の状態から下落
2.ADP雇用統計の発表
3.需給で決まるであろう局面

なお余談ではありますが、こんな記事も見かけました。木曜に起きたことのイメージを形作る上で役に立つかもしれません。

オデイ旗艦ファンド、2月成績プラス38.4%-国債ショート戦略が成功 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-03/QPCJ8DT1UM0Z01

1.昨日は凪の状態から下落

昨日の先物は昼過ぎから少しずつ上がっていき、手元のPFについては取引開始前までに前日と同程度の水準まで戻ってきていました。

いざ取引時間が終わると、5分程度はほぼ動かない状況が続いたかと思います。しかしその後じりじりと主要なインデックスは下げていき、午前2時ころにはnasdaqは1%程度下げた記憶で、引けでは-1.69%という水準でした。

何か大きな材料があったということでもないとは思われます。ただ一昨日に大きなショートカバーが起きていたため、昨日はショートの弾がフル装填されていた投資家も多かったのかなという印象を受けました。

私自身は下げ始めた段階でほぼポジションを手仕舞い、キャッシュが6割がたの状態にしてあります。その中で残してある主要なものはfintech&暗号通貨銘柄、あとは半導体(これは若干の含み損)のみです。

2.ADP雇用統計の発表

今日22:15にADP雇用統計の発表があります。政府の雇用統計を2日前倒ししての発表となりますが、月ごとの指標としては重要なものの筆頭なので、金利の変化に大きな影響を与えそうです。

基本的には改善方向であると予想されますが、景気上昇局面に入ったと判断されて金利が上昇するのか、したところで株がどう動くのかはわかりませんが、相応に大きな変化が起きそうな気がしています。

実質金利上昇の圧力が勝てば株価は下がることが予想され、生産活動及び消費の活発化が見込まれるのであれば、この効果が勝り買われるのかもしれません。とはいえ、それ以上にモメンタムの上乗せに影響を与えるとも思います。

3.需給で決まるであろう局面

昨日は材料がない中で下げたので、需給だけで決まる相場だったのだろうなと認識しています。今日どうなるかはわかりませんが、上記のとおり雇用統計があるため主にこれを中心とする相場になるだろうと見ています。

サービス業の改善は遅れるのではないかと見ています。対して製造業は先行するのではないでしょうか、この辺りもheatmapを見ながらリアルタイムで確認したいと考えています。

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