いよいよ産みの苦しみ…。というより非常事態に近いですね…。

ちょっと前までは明日の24日の当初予定の神宮最終戦(23の広島が流れたのでそうでは無くなったが)は優勝決まって、雄平さんの引退試合を盛大にやりましょうよくらいの気持ちでいたんですけどねえ…。まさかここまでもつれるとは…「ゆだんたいてき、おでんたいやき」です…。

もつれるというか、もうチームの勢いではこの1週間ほどのヤクルトは急激にチーム状態が悪くなって、勢いはもう阪神と逆転してる。阪神が残る二つを勝つ可能性は普通にあるが、ヤクルトが自力で3つ勝ってマジックを消せるかというと相当怪しい。

数字上はまだヤクルトが優位。だがちょっともう分からなくなった。

さて、この1週間ほどはまあ失点の多い負けがゴロッと出た。去年・一昨年までのチームを見ているような、試合を致命的に壊すエラー、今日だと四死球盛り沢山で悪い事に押し出しの四死球が盛り沢山という大量失点の負け方。明らかに優勝争いのプレッシャー、掛かってますね。とにかくプレーが固い。それから負けが込んでくると当然だが、良い意味での笑顔もプレーから消えてきている。顔が引きつってきてる。


さて、投手陣もさすがに今日みたいな出来で、被弾だとか押し出しの四死球の失点なんて言うのは野手が「守備で減らしてあげる」ような事は出来ないので、余りに投手も不出来過ぎたとは言える。しかし基本的には9月半ばからの大きな大きなブーストは投手陣の頑張りあってこそ。

となると、もう少々の失点はあるものとして打線が投手に恩返しする番です。『取られた分は取り返す』とか『先制点を取ってチームに流れを呼び込む』とかしてあげましょうよと。

当たり前ですけども、得点を相手より沢山取るゲーム性の競技なんで、こういう苦しい時は打って沢山点を取るっていう事は求められる。


さて、しかしここ最近で言うと本当に打線が機能不全に陥っている。

1番塩見の不調、加えて5番が主だったオスナ。この二人が今非常に不調。1番が塁に出ない事と、稀に溜まった走者も5番で一遍に殺してしまったりホームに返せなかったりで、打線が分断されている。

今日はオスナとサンタナの順を入れ替えて1点は入っているので、明日はそこがもっと上手く機能すればいいなあとは思うところ。


さて、ここで本題。打順で思う所を提言してみたい。

これはベンチはガチッと据えているチームの不動の部分だけに、可能性は殆ど無いとは思っているが、『3番山田と4番村上の入れ替え』をひとつ提言してみたい。ここはチームの根幹で、一切触らないで来た部分だが、残る巨人戦と広島戦、この両チームは順位も確定してチームとしてやるべき事はもう終わった。

だが、岡本の2冠、鈴木誠也のHR王と個人タイトル争いの当該チームゆえに村上は居ないものと思って試合をしてくる可能性は結構高い。つまりは全打席歩かされるような可能性もあるから。

山田が村上の後ろの方が併殺リスクも外国人2人に比べれば少ないし、最近の試合は山田が打点を荒稼ぎして勝ったという試合は結構多い。

そういう意味で山田の前に走者がいる可能性の高い順に組み替えてみたらどうかなという程度の話。ただ、ベンチは左右のジグザグにも結構拘るし、この二人のチーム役目が不動と決めているなら動く可能性はひくいかなと。

思い切って1~4番を…

塩見・青木・村上・山田に組むとか…

左右のジグザグに拘るなら青木・塩見・村上・山田みたいな事も…

とは考えてはみたんですけど、もうシーズン残り4試合。ここに来てこういう極めて対処療法的な事をやるのは勇気はいるので、可能性は低いんですけどもね。

とにもかくにもですよ、もうちょっと相手に怖いと思われるくらい打って点数を取って、投手を楽にしてあげてください。

鶴ではないですけども、燕打線の恩返しが本当に本当に、めっちゃめちゃ必要になってます。

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