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家をパワースポット化「祓う行事はドイツにもあるね」

節分は鬼を祓うという事で

おうちの中から

イライラにつながる物や

嫌いなモノや

負の遺産と思われる物を

出すと良いでしょう。


ふと、私の好きなドイツにも祓う行事があったなと思ったので
超簡単ですが、調べてみました。

ファスナハト(Fastnacht)というカーニバルがあります。

カトリックの地域で行われ中心地は
マインツ、ケルン、ドゥッセルドルフ、ボン。

地域によって、日程や祓う相手もちょっと違うようです。

ファスナハトは断食の前夜祭という意味。
14世紀にはもうあったこの風習は
当時断食前に傷みやすい食料を使い切る必要もあったそうです。

カーニバルに冬を追い払い春を迎える祭りが
融合していったもの。

追い払うのは冬という悪魔で
ファスはfaseln(成長する)を意味し,ファスナハトは来るべき春の成長と実りを願う予祝行事として古来より祝われた神聖な夜(ナハトNacht)という
捉え方もあります。

恐怖をさそう悪魔、恐ろしげな魔女、ひょうきんな道化たちが
パレードの際には数千人が仮面をかぶり、すさまじい音で鈴や太鼓を鳴らして町を練り歩き、これは夜にも及ぶ事があります。

その中で最も古くからある登場人物は、悪魔と道化。
地域によっては、仮面に制約があり
同じ面が組合によって何世代も受け継がれているところもあるそうです。

日本だと町内会の神輿のような感じでしょうか。
なまはげのような感じでしょうか。


ドイツには春夏秋冬に加え、このファスナハトが5番目の季節。
5つ目の季節は11月11日に始まり
「汚れた木曜日」
「バラの月曜日」
「灰の水曜日」で終わる。

ケルンだと下記の日程だって。
汚れた木曜日(Weiberfastnacht)2022年2月24日(木)
バラの月曜日(Rosenmontag)2022年2月28日(月)
灰の水曜日(Aschermittwoch)2022年3月2日(水)

灰の水曜日は復活祭の46日前である
四旬節の初日。

カトリックでない私には
ピンとこないが
汚れたとか、バラとか、灰とか

教会暦の呼び名でそれぞれ行事がある。

日程は2月だったり3月だったりするところもあるみたい。

緯度が高いし、日本より遅れて春はやってくるから
節分よりは少しあとなのかなと思いました。

みんな春が待ち遠しいんだね。

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