Glideでアプリを200以上開発してきた担当者が語る13段階の開発レベルの話
Glideというツールがあります。
これは、アプリを作る仕組みです。
アプリを作る時には、コーディング(プログラミング言語を扱い文章を書く)が必要でしたが、Glideでは、いわゆるプログラミング言語を必要とせずともアプリを作ることができます。
最近だとノーコードと呼ばれています。
完成するアプリは、ios、Android関係なしに使うことができます。ウェブアプリと言って、アプリっぽく見せているもので、PWA(Progressive Web Apps)プログレッシブウェブアプリケーションと言われています。ネット環境でないと動きません。
ここでは、Glideを活用して200以上のアプリケーションを作ってるスクーミーのウェブアプリ開発担当者がGlideの活用レベルを示し、Glide使ってみよっかな?って思っている人をサポートするためのnoteです。
Glideの仕組み(超簡略)
Googleスプレットシートに書き込んだ情報を元に、その情報をスマホに表示することのできる仕組みです。
全く初めてという方はこれだけだと、は?ってなるかもしれませんが、今回はこの仕組みの説明は省略します。
レベル別にみるGlideの特性(本題)
使用レベルを、こんな感じで分けることができます。
1)入力したものをそのまま表示させる / デザインを変更する
2)入力したものをそのまま表示させず、他に機能を追加させる
3)用意されたテンプレートを変更する
4)アプリを作る画面のDateというところを活用する(画像や日付を変更
するなど簡単な作業)
5)スプレットシートの関数を利用して、アプリに反映させる
6)アプリを作る画面featuresというところのfilter部分を活用する
7)アプリを作る画面のDateというところのcolumnを活用する
8)複数のアプリケーションをGlideで作り、1つにまとめる / 連動させる
9)ログイン機能を作り、利用者によって表示させる内容を変える
10)GASを利用する
11)API(Zapier)連携を行う
12)IFTTTを活用する
13)GAS+APIの連携を行う
14)センサーと連動させる
15)SchooMyAPI(開発中)を活用する
全部で13段階(開発中、特殊利用のものを含めて15段階)
だいたいこんな感じです。
詳細はこちらから
分析内容
Glide便利だから初心者向けですとよく言われますが、あくまでもこれは、ここでいう(3)までのことを言っており、コミュニティ内での利用であればここまでで十分です。
しかし不特定多数により使ってもらうアプリや、企業や自治体の課題解決としてのテクノロジー導入などで利用される仕組みではここまででは足りず、少なくとも11.12までくらいは盛り込む必要があります。
なにを作り、どうするのかにもよりますが、簡単なことしかできない。というのは間違っています。
また、少なくとも、他のノーコードツールと違い、本格的に使う場合は専門的に覚えることがあるので、使うツールを時系列、習熟度で1つのベクトルにするのではなく、複数のベクトルを持って取り組むのをお勧めします。
つまりどういうことかというと、Glideが終わったから、他のものをやるという通過点や最初のスタートでの軸での話は難しいということです。
データ活用での利用
どんなことがしたくて、それにはどんなデータが必要で、どうやって収集し、どう活用するかということを1パッケージで考えることのできるツールがスクーミーにはあります。
いわゆるオープンデータの利活用です。現在こちらは、自治体や企業向けに体験会を実施しているので興味があれば利用してください。
50分でデータの利活用について実際にアプリを作るところまで行うことができます。
コミュニティでの取り組み
またスクーミーが監修するGCCという、Glideに特化したコミュニティがあります。ここでは、どんなアプリを作るのかというディスカッションや、ライブ配信、スキルアップのための勉強会を定期的に開催しています。無料で登録できるので、ご興味あればぜひ参戦して下さい。
リンク集
どんなものを作ることができるのか知りたい方はこちらのnote記事をお勧めします
どのように人材育成をしていくかについてはこちらから
Glideを使ってみたいんだけど、わからないとか、もっとこんな使い方をしたいとかのスキル習得の体験会に参加したい方はこちらからマンツーマンでのレクチャー、企業研修、なども実施しています。お気軽にご連絡ください。
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