ドラマクイーンのカイリー・アーヴィング

ハーデンの移籍で今シーズンより一層注目されているネッツ、カイリーとKDそしてハーデンのビッグ3が形成されました。この3人バスケの実力は今さら言う必要もないほど、実績を残してます。ただ、みんな人格的にやや難点があるというますか、これまでメディアに出てきている情報から判断すると、浅薄なとこであったり自己中心的すぎる発言や行動が見られます。完璧な人間なんてこの世にいないですし、短所がある方が魅力的に見えることもあるので、僕は好意的に見るようにしています。KDがあれだけバスケがうまくて聖人君主だったらどうでしょう、ツイッターで裏アカ作るくらいナイーブな方が可愛らしくていい気がします。

今シーズンいろいろ話題を提供してくれるネッツの中でも特に注目しているのがカイリー・アーヴィングです。つい最近、チームに個人的理由ということで行方をくらましていたのは記憶に新しいです。その期間に家族の誕生日パーティーでくつろいでいる姿がSNSに流出しており、ネッツ関係者を騒つかせました。その件について彼は関係者及びファンに謝罪しつつも、リムにボールを供給するより大事なことがある、時にはバスケから離れて休止する必要があるとコメントしています。インタビューの模様はYouTubeにアップされてますので興味ある方は是非チェックしてみてください。
まずこの体勢でインタビューしているのが気になりますし、眠そうな表情も特徴的です。このきちんとしない緩さが愛おしいですね。

彼の姿勢に対して批判は色々されていて、それも十分理解できますが、個人的には彼のスタンスは好意的にみています。
NBA選手である前に一人の人間であり、その感情をより優先させることは別に悪くないことだと思います。一つの生き方に押し込めるような考え方ではなく、マルチな活動が必要になっているむしろ現代らしい行動かなと。
行方不明の間、パーティーだけしていたのではなく、故ジョージ・フロイド氏の家族のために家を購入したり、社会的正義の勉強会的なイベントにも出席していたようです。またヴィーガンでもある彼なので、今はバスケより環境問題であったり政治・社会的問題に意識が向いている時期なのかもしれません。彼ほどの実力でしたらチームのリーダーを務めて欲しいと願うGMやHCとの摩擦は間違いなくあるでしょうから、もしかしたら全盛期中に早期引退して環境もしくは社会的活動家としてのキャリアもありえなくもないなと勘ぐってます。

彼のキャリアをずっと追い続けていたわけでなく、ただここ数年の発言なり活動をみて、肌感覚で述べているだけなので全くの的外れもあるかもしれませんが、いずれにせよビッグ3がうまく行かない状況になった時、問題発言をしそうなのでそれを期待しながら、彼の今後のキャリアを見守っていきたいと思います。

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