【ロールプレイ実践講座】知らない人に話しかけよう!

0 はじめに

この記事はSchosanの独断と偏見100%で構成されています。この記事に書かれている内容は全て個人の感想であり、記載されている手法などに関しても所謂アレです。
「※個人の感想です。効果には個人差があります。」
「※効果・効能を保証するものではありません。」
以上のことを御理解、ご了承の上、ご覧いただけますと幸いです。


1 ロールで陥りがちなアレを克服せよ!

世界の設定を見て、キャラ設定を作り、キャラ画像を用意して開始日を今か今かと待つ。
けれど実際に始まってみれば、なかなか周囲の会話に入り込むことができず、話しかけられるのを待ってみてもなかなか機会はやってこない。
そのうちに気持ちが下向きになってしまって、ロール部分にはあまり触れないまま終わってしまう。

なーんてこと、ありませんか?
私にはけっこうあります。というか、ありました。

さらに昨今では、開始前に合わせという形で関係を構築するのが一般的になったこともあって、始まった時点ですでに完成している人間関係があったりするというハードモード。
「やぁやぁ我こそはSchosanである!!いざ尋常に勝負!!」
と突っ込めればいいけれど、どうしても躊躇してしまうのが人間というものです。
それどころか「自分なんかが話しかけても迷惑だろうな…。」とか考えてしまったり、「きっと他に話したい人がいるだろうな…。」とか考えてしまったり……。

しかし!それではロールを120%楽しめない!!
というわけで今日は、私なりの知らない人に話しかけて、ロールを楽しむコツをお伝えいたします!



2 突撃メンタルを練り上げよ!

最初に必要となるのは、突撃に耐えられるメンタルです。
ぶっちゃけ、ここが一番の難関だと思います。
けれど、やることは本当に単純です。
考えることは、多分4つ。


ⅰ 遊んでもらえたら嬉しいよね?

ソロールをどこかに置いておいて、もし誰かに話しかけてもらえたら、嬉しいですよね?
それはきっと、自分以外の誰かだって、同じです。
自分は話しかけられて嬉しいのに、相手は話しかけられたら困る。なんてことはないはずです。
保証?そんなモンありません、信じましょう。

ⅱ たった1人を探しにいく。

話しかけた全員と仲良くなるなんて不可能。
逆にそうなっちゃったらキャパオーバー不可避です。
誰かと会話が続かなかったって、誰かに無視されたって、誰かとぶつかってしまったって、それはそれ。
楽しくロールできる相手をたった1人でも見つけられたら、それで大勝利!!

ⅲ ロールは遊びだということを忘れない。

ロールって何となく「失敗しちゃいけない」「上手くなくちゃいけない」「迷惑をかけちゃいけない」そんな気持ちになったりしませんか?
確かに相手がいるので、最低限のマナーとかはあります。
でも、ロールはあくまでも、遊びです。
上手くやるのが目標じゃなくって、楽しむのが目標なのさ!!

ⅳ 失敗を恐れるよりフォローを考える。

失敗が怖いのは、誰でも同じです。
とは言え、失敗を減らすことは出来ても、失敗をしないというのは、流石に無理です。
経験が浅ければ、どんなことが失敗につながるのかも分かりません。失敗を恐れて動けないと、ずーっとそのままになってしまいます。
だから大切なのは、失敗してしまった時の行動です。
失敗したら「ごめんなさい。」しよう!!それだけでいいさ!!



3 効果的な突撃方法を理解せよ!

メンタルを鍛え上げたら……もとい、自分に言い聞かせ終わったら、次は実際に突撃です。
けれど無策に突撃するのは、やっぱり不安ですよね。
というわけでここでは、実際に相手に話しかけるための手法を「A設定などの準備段階」と「B実際のロール」それぞれに分けて紹介します。


Aⅰ キャラ設定に武器を仕込む。

シンプルかつ効果的な方法です。
例えば、行商人という設定にすれば、商売という形で無差別に会話を振ることができます。
何かを調査している、探している、などの設定も話しかけるには便利でしょう。
けれど、こういう設定で話しかける場合の問題点は「会話を続ける・深めるのが難しい」ということです。

Aⅱ 関係を深められる理由を仕込む。

そこで、武器をもう少し増やしましょう。
「お得意様を探している」「雇ってくれる人を探している」「何らかの形で援助を必要としている」……その他諸々、一期一会の会話で終わらず、次の1歩へ繋がる設定をくっつけておくのです。
これだけでも話しかけるというロールに明確な目的が生まれて、動かしやすくなる、という利点もあります。

Aⅲ 簡単な既知設定を仕込む。

ⅰとⅱはあくまでも自キャラの設定の仕込みでした。
さらにもう1歩踏み込んでみましょう。
PL同士でちょっとした打ち合わせを行い、とっても簡単な既知設定を仕込むのです。
がっつりした合わせである必要は全くありません。
「以前取引をしたことがある」「貸し・借りがある」「人づてに名前やら情報を知っている」……その他諸々、これがあるだけで「過去を捏造」することができます。
昨今のゲームは開催期間が短いことも多いため、関係を深める上で「過去」という時間を利用できるのは非常に有効です。



Bⅰ キャラ設定を読み込んで共通の物語や踏んでいい地雷を探す!

突撃するとき、絶対にやるべきなのは「キャラ設定を読み込む」ことです。
相手側の(PLの)NGを踏まないようにするための配慮、というのも勿論なのですが、それと同じくらい重要なのは「関係がどう展開するか」というアタリを付けることです。
「なんとなく挨拶をする。」のは第一歩としては大成功なのですが、それだけだとロールはそれ以上広がりません。
広げられる自信が無いから、挨拶も躊躇してしまう……ということになりがちです。
だから、キャラ設定をよく読みましょう。
話を広げることができそうな共通点や、踏んでいい地雷(これはPLの地雷ではなく、PCの地雷のことです)が埋まっていないか探しましょう。
共通点から話を広げていくのは王道ですし、相手のコンプレックスなど地雷を刺激してみるのも面白いです。(PCの地雷というのは、得てして踏まれるためにあるものです。それを設定したPLの心理を考えれば、踏まれた時にどんな反応をするのか、そこをロールで表現してみたい。という思いが込められているはずなので。)

Bⅱ ちょっと古いソロールを探す!

これはSchosanがよくやる手です。
今、まさにリアルタイムで進行しているロールではなく、もっと古いロールに目を向けましょう。
数日前、1週間前、誰かが置いたけど、まだ拾われていないようなソロールを探しましょう。
今更話しかけるのなんて……と不安になるかも知れませんが、逆の立場で考えたら「誰かに話しかけてもらいたかったソロール」なのですから、絶対に嬉しいはずです。
それでも不安ならPL発言などで「時間が経ってしまっているけれど、お話したいと思ったのでご連絡しました。もしよろしければ、遊びましょう。」とでも伝えてみるのも手です。
話しかけたい人と、話しかけられたかった人を繋ぐ!!
まさにWin-Win!!

Bⅲ PLに打診しちゃう!

最後に、とても単純な方法です。
「あそびましょー!!」とPLに個人メッセージ等で突撃する!!
最終手段に近いのですが、案外とこういうところから深い関係になることも多いです。
この方法の良いところは「ざっくりしたロールのシチュエーションも相談できる。」ということです。
一緒に依頼をこなす、訓練の模擬戦をする、ガチで敵対する、ストーリー仕立てのロールも、ギリギリのロールも、いろんな遊びができます。



4 あそぼうぜ!!!

色々書いてみたけれど、結局、言いたい事はこれ!!
迷ったり、悩んだり、困ったり、ロールをしていると色々なことがあるのだけれど……Schosanは遊びたい!!!
皆さんのロール生活が、少しでも充実することを祈っています!!!

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