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「誰が興味あんねん」から広がる世界

「おでかけコンシェルジュ」という番組コーナーを、ご存知だろうか。

この単語を聞いてピンと来たあなたは、おそらく関西人だろう。読売テレビの情報番組「かんさい情報ネット ten.」という番組の中のコーナーである。毎週とある地域をピックアップして、テーマに沿ったお店を紹介してくれるのだ。今週放送されたのは「古くて新しい街・中津の新感覚グルメ!編」だった。

で、そこで案内人役をしているのが、お笑いユニット「ザ・プラン9」のヤナギブソンさん。彼の持ちネタは「誰が興味あんねん」だ。主に妻とのエピソードを話して、自分でツッコむ、みたいなスタイル。

この前放送されていた「おでかけコンシェルジュ」では、「最近妻が、美味しい鶏料理をたくさん作ってくれます……って誰が興味あんねん!」みたいなことを言っていた。

普通におもしろくて「アハハ」と笑っていたが、ふと、「実はこれが創作のタネになるのでは?」と思ったのだ。


今年に入ってnoteを書くようになり、最初は「この話、誰が興味あんねん」と思いながら書いていた。

でも不思議なもので、今は「誰かは興味あるかもしれない」とか「何年か経つと、誰かが興味持ってくれるかも」と思うようになっている。

特に以下のnoteを書いた経験が、自分の中で大きい。わたしが好きなんて「誰が興味あるのか」と、自分に何度も問いかけながら書いたのだが、4名の優しい方々から、スキを押してもらえた。

インターネットで公開している以上、ボトルメッセージみたいに、誰かには届くみたいだ。まぁ、0スキ記事もあるけれど。それでも、アクセス数はあるから、途中まででも読んでくれている人がいるのだろう。

創作は、きっと「誰が興味あんねん」から始まる。でもそこをじっくり深く掘り下げることができたら……。いつか温泉みたいに掘り当てられるかも、と思ったのでした。

おまけ:
ヤナギブソンさんのWikipediaを読んでいると、こんな文章があった。

その話題に共演者が興味ある素振りを見せると「いや、この話興味を持ってたらダメなんですよ!」と被せる発展形もある。

Wikipediaより

本家本元のネタでは、興味を持ったら逆に突っ込まれるらしい(笑)。

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