眠れない夜にひとりごつ

この夜が明けたらまだ出勤が2日あるなんて考えたくない…。

最近ハマったとある漫画のキャラクターが、ちょっと若い頃の自分に似ている気がしてて。
その影響で自分が若かりし頃の事や当時の気持ちを思い出したり、蘇ったりするこの頃。

それで解った事。

今まで私に言い寄って来た男たちの、何が自分にとってはダメだったのか。
あの頃わかんなかったこと。
間違えたこと、結果的に正解だったこと…。

どうしても人の集団の中で悪目立ちしたりして、うまく馴染めない自分。
自分の気持ちが自分でもよくわからないままで。
抑圧された環境で、自己肯定感なんて育たないまま。
その割に、歪んだプライドの高さや自尊心はあって。

私を自分の思い通りになると思ってる奴、そうしたい願望から近付いてくる奴らは論外で。

まともで優しくて素敵な人は、自分みたいな女を好きになんてなる筈ないと思ってた。
助けられても優しくされても、別にその人が善良な人だからしてくれただけで、そこに居たのが私じゃなくても同じ事をしてるんだろうと心から思っていた。
そういう人と自分の人生が交わることなんて無いと。

1人、変わり者でしつこい男が居た。
私が友達としてしか見れないと言っても、それでもいいからと言った人。
…もしかしたらこの人は私と同類なのかもしれない。今は無理でも、人となりを知って行って、時間をかければ異性として愛せるかもしれない…と思っていたら…。
私と同時進行で別に彼女が居た。
なんならそれを知ったのは、そいつがその彼女と結婚するのを前提に婚約したと自ら私に告げた時だった。
しかもふざけた事に、結婚する事は決めているくせにそれでも私の事が好きだとか言う。
婚約しても、結婚しても何かと機会を作っては私と会おうとする男。

そもそも私を好きだとほざきながら彼女が居たと判った時点で彼をそういう対象として見る可能性は私にはなくなった。
なので勿論男女の関係になった事は無いけど、奥さんになった人の立場からしたら私なんて女は存在してるだけで邪魔でしかないだろう。
(知ってたかどうかは定かでは無いけど、知らなかったら良いってもんでもないと思う)

長い“友達”付き合いの中で何か勘違いして調子に乗ってきた男は、普通は寝てるだろう深夜に突然会いたいと電話してきたり、一人暮らしである私の部屋に来たいだの言うようになってきた。
ある日ちょうど今この記事を書いているような時間に部屋に泊まらせてくれと電話してきた時、コイツとはもう終わりだなと思って、当然ながら即答で断って電話も関係も切ろうと決めた。

とりあえずSNSのアカウントをブロックしてやったら、激怒していると言いたげなLINEが届いたけど無視した。サヨウナラ、クソ野郎。

他にもクソな男のエピソードはありますが、同じく胸糞なだけなので割愛。

過去の奴らの何がダメだったかって?

私一人だけを愛してくれないから。
色々あるけどこれが一番の理由でしょうね。

今の自分が自己肯定感をまともな程度に持っているかと問われれば持っているよと断言できる程の自信は無いけど…
昔の自分が今よりも全然そんなもの持ち合わせて無かった事は解る。

自己肯定感が低い人って、普通に安定してる人が同じく安定してる人から貰う愛情表現じゃ響かないんですよ。
え、これってもしかして私の事好きって事?とは思ったとしても、すぐに、いやいや自分なんかが愛される訳ないかって自分で否定してしまう。
否定しないにしても、自分みたいなのにその人は勿体無いなんて思ってしまう。

かと言って、愛情表現が過剰で強ければ良いかっていうと…変な性癖持ちとかモラハラ野郎は勘弁してほしい訳で。

ただ愚直な程に真っ直ぐに、自分に愛をくれる人。
自分と同じくらいの重さの愛情。
私だけを見ていてくれる人、私だけを欲しいと思ってくれる人に、

出会えなかったか、居たとしても私にそれを見抜く力も余裕もなかったんだなって。
(どっちかというと前者であって欲しいけど)
向こうが愛してくれようと、結局私の方が相手を愛せなきゃ成立しないし。

そして、自分が求めてるのは、そういう人だったんだなって。
私を自分の思い通りに縛り付けようとしない、変に理想を押し付けようともしない。
私が居るなら何も要らないってくらい、
同じ重さで愛し愛される人。

上に書いたしつこい変わり者に、友達でいいからと言われて付き合いをしていた頃に聞いてみた事があって。
「たとえば、私がもしも男だったとしても好きになってた?」

そしたらその男からは、
「えっ、男だったら好きになってる訳ないじゃん!何言ってんの当たり前だろそんなの」
…という、クソつまんないクソな答えが返ってきまして。
この時私は、こいつの事を好きになる日なんて一生来ねえな…とほぼ確信に近い感じで思いました。

いや、好きなら性別くらい超えろや!…とか言いたい訳ではなくて。
同性だったら、一番好きで尊重し合える大切な親友だとか、そういう間柄も一種の尊い愛だと思ってて。

自分は人とは違います〜みたいな風吹かしといて、そんな陳腐な考えしかないのかよって心底ガッカリしたんです。

そこら辺のなんか、譲れない感性の部分が合わないとやっぱり、無理だなーって。
どれだけ物理的に近づこうが。
自分の心を預けられない。

この先生きてて、今更そんな人に会えるのかわからないし、会ったとして気付けるのか全く自信も無いけど。
会えるもんなら会ってみたいなーと思う。

そしたら、今まで誰にも出来なかった事も、その人にだけは出来たりするのかな。
もう独りだと思わないでいられるのか。

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