スキーのワックスについて。

今シーズンは、2月にしては暖かい日が多いですね〜☀️

気温が上がると雪は融け始め、水分を含んだ柔らかい雪に変化します。
さらに進むと、いわゆる「ザラメ雪」へと変化していきます。

「ザラメ雪」とは、粒の荒い砂糖「ザラメ糖」が由来なのでしょう。
お祭りなどの出店で売っている粒の荒い「かき氷」にも似ています。

そしてこれからの時期は、小さな木の枝や皮、山肌の土など、様々なものが風や雨に混じって運ばれてくる為、雪がうっすらと茶色くなっていきます。

トップシーズンですと、すぐに新しい雪が積もるので、雪は真っ白なままですが、春は新しい雪が降る頻度も減り雨の日も増える為、雪は段々と汚れていきます。


これからのシーズン、大切になってくるのが「WAX(ワックス)」です✨✨✨

WAXというと、スキー板が滑るようにする為の物だと思っている方、多いと思います。
確かに、簡易的なWAX(スプレー缶タイプのものなど)はそうなのですが、今回お話したいのは、いわゆるHOT WAXです!

アイロンで、石鹸の塊みたいなロウ(WAX)を溶かして、スキー板の滑走面に乗せ、浸透させるものです。そのあと、余分なWAXをスクレイパーというプラスチックの定規みたいな物で削り取ります。

画像2

画像1

画像3

このようなWAXの仕方は、スキーを滑らせる為だけではなく、スキーの滑走面に付着した汚れを取り除く効果もあります。

汚れた滑走面で滑っていると、スキーはどんどん滑らなくなってしまうのですよー😭。

春の汚れた雪の中でスキーを楽しむ場合は、このHOT WAXが大切になります。

スキーの滑走面は肌と同じ…😱

しっかり汚れを取って、保湿する。。。

これが大事なのです〜〜〜

画像4

自分でやるには、道具が必要になりますし、ある程度の知識も必要になりますので、
スキースクールなどでやっているWAXサービスなどを定期的に利用しましょう。


よく、
どのくらいの頻度でやれば良いのですか?

という質問を受けますが、
可能であれば毎回、というのが答えです。。。
ですが毎回は結構大変。

私も競技スキーをしていた頃は(遠い過去のお話)、毎日やっていましたが、
今は週1回程度です。。。
スキーキャンプを1サイクル終わったらやる、って感じですかね。。。

定期的にやればやったに越したことはありませんが、
雪の綺麗なトップシーズンは、2〜3日のスキーを2〜3回したらやる、という程度で良いと思いますが、
これからの春シーズンは、2〜3日のスキーをしたら、その都度やる方がいいですね。


やればやっただけ、「滑るスキー」に成長していきますので。


というわけで、
これからの春スキーシーズンは、スキーのお手入れを小まめにしましょう!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?