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初心

 麻雀でうまく行かなかったここ1年間のこと
 ただの自分語りです


最初は

 最初に異変があらわれたのは昨年の夏
 雀魂三麻の雀聖3→雀聖2に落ちてからです

 このときの私はまだ冷静に自分の実力不足を受け止める余裕がありました

 私は麻雀の再学習をしながら、いったん天鳳三麻と雀魂四麻に転戦する道を選びます

 ここでは、天鳳6段、四麻雀豪2まではとりあえずストレートに上がることができました

苦戦

 しかし、ここから苦戦がはじまります

 天鳳は7段手前まで何度も到達するもそのたびに転落
 
 雀魂四麻は玉の間で苦戦を強いられます

 私も昨日今日麻雀をはじめたわけではないので運が悪い状態が続くなんて普通にあることはわかっています

 自分の実力不足もあります

 しかし、今回は不調が長く、これまでになくメンタルがやられていった私は、徐々に余計なことをしだすようになります

打開

 昨年の冬ぐらいから、自分のスタイルが悪いのではないかと考え、打開をはかるようになりました
 
 そしてここから二転三転がはじまります

 あるときは門前守備型
 あるときは風露守備型
 あるときは風露攻撃型

 試行錯誤を短いスパンで繰り返したうえに、十分な打数も取りませんでした

 こんなんじゃ勝てるわけがありません
 成長もしません

 そして、型も崩れ、どんどん自信がなくなっていった私は次第に押せた牌が押せなくなっていきます

 調子が悪いときってヤケクソになって押し気味になる人と、弱気になって引き気味になる人といるイメージがあるのですが、私は後者です

 ところで、私は実はアーケードのMJの四麻をやっていた期間が長いのですが、MJはトップ取りのルール
 当然、私はそのルールでの打ち方に慣れています

 なので、私は、雀魂をはじめるときにMJよりも押してはいけないと、注意しながらはじめました

 そして、元々MJでもそこそこ守備寄りだった私が、もっと守備的な打ち方をすることになるのですが、そこから調子が悪いとさらに引き気味になるわけです

 これでは、勝てません

失意

 私は完全に自信を失い、打ち方も見失って麻雀が打てなくなりました
 ここで、反省するのではなく過去にすがるというやってはいけないことをします

 私レベルでこんなことを考えるのは傲慢なのですが、自分はこんなに弱くないという思いが自分を苦しめます

 こんなに弱くはないはず
 なのにどうして…どうして…と

 自分の弱さと向きあえずにただただ打つことをおそれました

 成長することをやめた者が上を目指せるわけがありません

転機

 ことここに至って打つのをやめた私は、心機一転将棋をはじめました
 これが1つ好転のきっかけになりました

 自分の知らないことを純粋に学ぶ楽しさ、負けても成長が感じられる嬉しさなど、忘れていたものの再体験をしました

 そのうち、また麻雀が打ちたいという思いが少しずつ芽生えてきて、ぎこちないながらなんとなく以前のように打てるように

 さらに、すんなりと自分が弱いということを受け入れ、楽しんで打とうと思う気持ち、まだまだ成長したいという気持ちが帰ってきました

 雀魂では麻雀のことばかり考えていたのが、キャラクターを見て楽しんだりする余裕も戻ってきました

そして

 そして、ここ数日
 押すべき牌を押せていると感じるようになりました

 やっとトンネルを抜けたようなそんな感じです

終わりに


 何が言いたいのかもよくわからない文です

 「なにをお前程度のレベルで打てずにそんな悩むことがあるんだ馬鹿野郎。黙って勉強して黙って打て」って言われたらその通りなんです

 こんな単純なことに長期間…

 なんというか、メンタル弱いなぁ…

 正直、自分の弱さ、傲慢さが見えるこの文を出すのは恥ずかしく思います

 しかし、これは備忘録として残しておきたいなと思って文にしました

 長い人生、これからこの1年は糧になります
 いや、糧になるかは自分次第ですかね

 初心忘るるべからず

 自分の弱さと向き合い、楽しみながら上を目指したい

 そう再確認できた夏の終わりでした


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