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【検証】「行かれぬから!」はアニメ「とある科学の超電磁砲T」で再現されたのか?

「行かれぬから!」

それはニンジャスレイヤー第二部を読了したニンジャヘッズなら記憶に深く刻み込まれているであろう、ザイバツグランドマスター・パーガトリー=サンの名言、ないし代名詞である。詳細はニンジャスレイヤーwikiを参照されたい。
そのミヤビさと情けなさを兼ね備えたコトダマの響きに皆が魅了され、心を奪われ、深くいとおしんだ。そんなパーガトリー=サンがみんな大好きだったから。 

『とある』にも登場

なんとこのセリフはニンジャスレイヤー以外の商業作品にも登場している。原作:鎌池和馬氏、漫画:冬川基氏作『とある科学の超電磁砲』だ。
「行かれぬから!」がモブのガヤの中で、なんの前触れもなく唐突に登場するのである。突然挟まれた無理矢理なパロディにヘッズの間で話題騒然となったのは今でも記憶に新しい(そうか?)。

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第8巻 153ページより引用


なぜニンジャスレイヤーと欠片も関係の無い『とあるシリーズ』にパーガトリー=サンのセリフが現れたのか?二作品のファン層は意外と被らないのではないか?そもそも電撃大王とエンターブレインは角川なこと以外全然接点がないのではないか?

答えはおそらく、漫画超電磁砲の担当編集である荻野謙太郎氏が、ニンジャスレイヤーコミカライズの初期担当編集になるほどのニンジャヘッズであったことに起因すると思われる。ていうか他に理由が見つかんない。

実証

さて、この度超電磁砲のアニメ版第三期である『とある科学の超電磁砲T』にて、ついに超電磁砲原作で「行かれぬから!」が登場した大覇星祭編がアニメ化される運びとなった。超電磁砲8巻が発売してから、そしてニンジャスレイヤー本編でパーガトリー=サンが「行かれぬから!」発言をしてから、実に約8年越しとなる。

果たしてアニメ化に際してこのシーンは省かれずに済んだのか?「行かれぬから!」を声付きで聴くことはできるのか?もしかしてパーガトリー=サンがアニメに出るのか?すべての疑問を解消するべくこの場で検証を行っていこう。第5話12分40秒からの馬場芳郎の盗聴シーンである。


………!???

言ってないね、うん。
前後のセリフはそのまま漫画を再現してるのにこのセリフだけが無い。

結論

念入りに消されてた。

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