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【(コロナ)持続化補助金】HPの適正価格

 日頃からコロナ型持続化補助金の申請支援を行う上で、「資金使徒に対する見方」が全体的に厳しくなるだろうといった内容を記載します。

申請支援を行う事業者において、HP制作会社も「3/4補助できるので、1/4の費用でHP作成できますよ」といった広告が増加してます。表面的な情報としては、概ね誤りがないのかもしれません。

でも、「本当に採択される事業計画か」は別問題になります。下記に詳細を記述します。

①個別具体性の加味しているか?

「採択済の事業計画を送付するので、これをパクってね。」という業者を多数聞きます。結論から言えば、これにて採択をうけるのは、結構難しいだろうなと考えております。理由は、小規模事業者の事業概要や強み、市場機会といったはあくまで個別具体的なものであります。つまり、解決策も一律でありません。「他が通ったから、ウチも通る」といった論理は、製品ありきの事業計画に陥り、新規事業への必然性の理解が得られにくいです。

☆②HP制作費用134万円は、適正価格か?

よくありがちな業者としては、「HP制作費用134万円、または120万円です。」という価格表をベースに補助金を使って34万円または30万円で制作可能ですという業者が多いです。これに関しては事務局も、「そうじゃないよね」という見解を意思表示しております。もっと、このあたりへの審査基準は今後厳しくなることが想定されます。

事務局として、主に気になるだろう課題は下記になります。

・HP制作費134万円の根拠ってなんでしょうか?

・相場であれば、LP30万円、HP50万円ぐらいでも作れますよ。    (もっと安いところもあります。)

・134万円という価格であるならば、相場より高い理由も明記してほしい。

(システムの導入費用が高い理由や販路拡大に大きく貢献できる理由)

「HP制作費用134万円」を否定するわけではありませんが、それで通したいのであれば、少なくとも上記指摘事項に関する記述は必須になります。

上記事項に関しては、最低限気にしながら業者を選定して頂ければと思います。HP制作の適正価格については、以前から創業者や小規模事業者が、事業間取引であるためにクーリングオフがつかないことを理由に如何わしい営業を実施している業者も多いです。そのため、事業者サイドがよく検討する必要があります。丸投げで成果が出ることなんて、ないと思って慎重な対応をお勧めします。



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