次こそは、この目で観たいホームゲーム。 【Who We Are #4】
クラブのスタッフに焦点を当てたnote連載企画「Who We Are」。
第4回は、気づけば7月でスタッフ歴3年目、北海道出身の24歳、塚越勇太です。
キッカケはTwitter
2019年6月7日、Twitterのタイムラインにこんなツイートが流れてきました。
興味を持って調べてみると、
・渋谷生まれのサッカークラブ
・Football for good “ワクワクし続ける渋谷をフットボールで”
・東京都2部からJリーグを目指す
「こんなサッカークラブがあったらいいのにと思っていたことを実際に形にしようとしている!」
「東京都2部には、こんなにカッコいいクラブがあるのか! Jのクラブより全然カッコいいじゃん!」
と、雷に打たれたような衝撃を受けました。(当時は社会人サッカーには全く興味がなく、かろうじて南葛SCの名前を知っていたくらいでした)
大学3年生のときにロシアW杯を現地で観戦し、世界中から集まった人たちが、人種も性別も宗教も言語も関係なく、フットボールというスポーツを通じてひとつになる瞬間を生で体感しました。
それから、沸々と「大学を休学してスポーツの分野で何か新しいチャレンジがしたい」と考えていたので、すぐにDMを送り、インターンとしての日々が始まりました。
小さなことからやってみる
インターンを通じて、最も印象深いことは「小さなことからとりあえずやってみる」という体験ができたことです。
2019年の秋頃に、将来的なサッカースクール、下部組織の設立を見据えて「渋谷の子どもたちを集めて、まずサッカー教室をやってみよう」という話から、深澤GM、阿部翔平選手にご協力いただき、月に数回、サッカーの楽しさを子どもたちに教える機会を設けました。(自分も少年時代に阿部選手にキックを教えてもらいたかった!!)
小さな一歩が実を結んだ光景
時は経ち、2021年4月18日。
SHIBUYA CITY FCの初めての渋谷区内でのホームゲームが、渋谷区スポーツセンターで開催されました。(本当に多くの方々のご尽力の賜物です!)
残念ながら、私は仕事の関係で少しの間クラブを離れていて、その場にいることはできませんでした。
しかし、写真にうつる子どもたちのキラキラした瞳とその眼差しの先にいるSHIBUYA CITY FCの選手たちの姿を見て、
自分がこのクラブでやってきたことが、ひとつカタチになったような気がして、どこか報われたような気持ちになりました。(大したことはしてないのに!!)
サッカークラブにとってホームゲームは、そのクラブが日々やってきたことがすべて現れる、結果発表のような場所です。
そして、「今度は自分の目でその光景を見たい」「もっと多くの人とその瞬間を作り上げたい」という、新たな目標もできました。
次こそは、その場にいて、みんなで喜びを共有したい!!
文:塚越 勇太(SHIBUYA CITY FC スタッフ)
企画・編集:川上 皓輝(SHIBUYA CITY FC スタッフ)
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