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騒音トラブルに巻き込まれたときのはなし

 2018年11月末に引っ越してまもなく4ヶ月が経過するが、ちょっとした住民トラブルに巻き込まれたのでメモを残そうと思う。なお、2019/3/13現在いまだ進行中である。
 なお、このnoteを遡ればすぐわかるが、同一物件で異臭トラブルにも巻き込まれている。なんだかモンスタークレーマーになった気分にもなるが、神経質になって他者に対して攻撃的になっているつもりはなく、実際被害を受けているのだから仕方がない。もう地雷物件だったしか言いようがない。

発生した問題

上の階から強い足音がする。成人が日常的に歩いている足音。ダンスゲームのプレイをしているようなリズミカルなものでもないし、子どもが椅子などから飛び降りたときに発生する突発的な騒音でもない。

問題発生日時

2018年12月初旬〜 継続中
ほぼ常時発生しているが、傾向として、平日22時から25時が一番顕著。
祝休日は終日。

前提条件

築0年(2018年11月完成)3階建て集合住宅(全7戸)のうち2階。シャーメゾン物件。
シャーメゾンにはシャイドという高遮音床が設置される。床面がどんな設備なのか詳細なところは不明だが、クッション性の高いフローリングマットが屋内の居住区画全面に敷き詰められ、体重が75kgある私が歩いてもそうそう足音が発生しない。別のシャーメゾン物件に住んでいたときは上の階の足音が気になってトラブルに進展したことは一度もなかった。この高い防音性を評価してわざわざシャーメゾンを今まで4軒選び続けているのだが、裏切られているかたちである。

原因

詳細不明。

対策

水際対策は現状不可能。
したがって第三者から上の階の住民に対する交渉により状況緩和を目指した。
■2019年3月8日15時:
シャーメゾンは物件契約時にくらしーど24(住民のサポートをするサービス)に契約をする。2年契約で、だいたい5万円くらいだった気がするが忘れた。契約書には当然書いてある。
くらしーど24は生活にまつわる大方の相談とサービス斡旋をしてくれる。そのなかには住民トラブルの相談も含まれる。今まで生活していて困ったことがなかったので利用したことはなかった。
くらしーど24には問題解決にあたって今後のロードマップを決める相談をした。ロードマップといっても出来ることと言えば管理会社から連絡してもらう以外にないのだが、素人判断ではなく第三者視点を入れた上で決定するのが目的だった。
電話先では弁護士が対応してくれた。
事前に調べていたとおり、生活音のみで法的対応は不可能で、管理会社からの改善提案をしてもらうしかないとのこと。
■2019年3月8日15時:
物件の不動産屋に連絡。シャーメゾンは不動産屋と管理会社は別になっているそうだ。契約と管理を別々にしているという理屈。状況を説明して管理会社と相談してくれるらしいが、まずは直接管理会社と相談してほしいとのこと。
■2019年3月8日19時:
物件のエリア管轄の管理会社であるマスト賃貸ステーションに連絡。上の階の住民に状況把握を試みてくれるようだが、祝休日は休みとのことで、不動産屋の店長が連絡を担当することになった。
■2019年3月11日19時:
マスト賃貸ステーションから連絡。不動産屋が上の階の住民と話が出来たようで、結果が共有された。案の定上の階の住民は騒音トラブルになっている自覚はなかった。つまり悪意はなく、歩行音が高遮音床を伝わって騒音になってしまっている。気をつけてくれるようだ。

結果

残念なことに何も変わっていない。騒音のボリュームが軽減になったとか頻度が低下したとか、そういった改善が何もない。

所感

 生活音というのは、実際どの程度隣室や上下階に伝わっているかはわからないもので、無意識下に発生してしまうので仕方のないことだ。更に言えば自分たちですら気が付かないうちに加害者になっているケースはあり得るし、たとえ加害者となったとしてもすぐさま退去することは出来ず、出来ることと言えばスリッパを履くとか防音性の高いフロアマットを敷き詰めるとか、所詮その程度しか講じることが出来ない。
 ひとつ気をつけないといけないのは、決して被害者の立場の人間は直接加害者の立場の人間に抗議してはいけない。逆上して事態が悪化するリスクは容易に考えられるし、加害者に対して何をしても許されるという道理もないからだ。よって管理会社からの改善提案を繰り返すほか道はない。
 ダメ元だが、ノイズキャンセリングイヤホンの応用で、逆位相の音をリアルタイムで発生させることで騒音軽減にならないかと考えた(要するにアクティブノイズコントロール)が、そもそも音の発生源が特定出来ない上に、音を聞く人間の位置も特定できないので、マイクもスピーカーも設置しようがなかった。理屈を考えれば当たり前だったのだが。もっと言えば、仮にそれが十全に機能したとしたら、自室が無音状態になって生活が困難となってしまう。

ネクストアクション

即効性のある手段はないので、手詰まりと言えば手詰まりではあるが、
1. 継続的に管理会社から上の階の住民に対して改善を促す
2. 自室内で気が紛れるように心地よい音を発生させておく(ホワイトノイズ)
3. 上の階の住民が転居するまで我慢する
4. 諦めて我々が転居する
くらいの選択肢しかない。効果が限定的か破壊的かの実質2択のようなもので不毛だ。

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