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異臭トラブルに巻き込まれたときのはなし

 2018年11月末に引っ越してまもなく4ヶ月が経過するが、ちょっとした住民トラブルに巻き込まれたのでメモを残そうと思う。なお、2019/3/12現在いまだ進行中である。

発生した問題

屋外からの生活臭が屋内に侵入する。しょうゆや油を焦がしたような匂い。
連続的ではなく、異臭発生から数時間で沈静化する。

問題発生日時

2018年12月初旬〜 継続中
常に発生するわけではなく、主に18時以降の夜間に発生しやすい。曜日は問わない。
極稀に日付が変わった頃の深夜帯にも発生する。

前提条件

築0年(2018年11月完成)3階建て集合住宅(全7戸)のうち2階。シャーメゾン物件。
住居周辺は住宅街であり、住宅が密集している。

原因

隣室の排気口からの生活臭が給気口に流れ込んでいた。
原因の切り分けとして、自室のキッチンの使用・未使用で問題が起きているかどうかを見たが、未使用状態で異臭が発生した。
また、住居の立地上、ビル風のようなものが日常的に発生しており、自室が常に風下にあることがわかった。

対策

1. 給気口に脱臭フィルタを取り付けた。
2. バルコニーの防火扉上部に自作のパーテーションを取り付け、隣室の排気口からの空気が直接流れ込まないよう空気の流れを調整した。

上記2点で体感7割程度改善した。

所感

 転居前に内見しているので、事前に気づけなかったか?というと、見落としていたというのが正直なところ。今まで比較的開けた場所に建った住居に住んでいたこともあり、隣接した住居から生活臭が流れ込むリスクの認識が希薄だった。稀にそんなこともあるだろうとは思っていたが、まさか日常的に発生して頭を悩ませるとは思っていなかった。
 建物の構造的に、隣室の排気口と自室の給気口が近いのはどうにかならなかったのだろうか。問題発生後ほかのマンションなどついつい見てしまうが、さすがにそんな導線になっている建物は見かけない。とはいえその問題を管理会社に伝えたところで、根本解決には排気管自体の再設置が必要になるはずで、あまり期待が持てない。
 取った対策のうち、給気口に取り付けた脱臭フィルタは気休めにしかならなかった。今回の問題のような突発的な異臭発生に対して、化学反応を用いた脱臭の手段では沈静化には至らない。一方屋外に取り付けたパーテーションは空気の流れを強制的に変えたので効果絶大だった。かなり見栄えは悪いが致し方ない。設置後のリスクとして、台風並みの強風が吹いたときにパーテーションが耐えられるのかという問題が別に起きてしまったのだが、これはもっとしっかりとしたパーテーションを設置して頑丈にするしか打てる手がなさそうだ。
 ちなみに一連の流れは管理会社に連絡済みで、改善策は検討してくれるようだ。あまり期待はしないでほしいと付け加えられたが、そこは仕方がない。

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