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自由主義とか民主主義とかの下で生きるのが辛い

トランプ現象やらブレグジットやらで、自由とか民主主義とかいった理想が揺らいでいますが、

こういう時にジャン・リュック・ゴダール監督の『中国女』を観てみたり、冷戦時代の思想的なテーマの映画や本を見てみるのも面白い。

歴史の結果としては、ハイなるほど、西側の自由主義が勝利したわけですが、勝利したはずの世界がなんとまあ、問題だらけで辛いことか。

でも自由主義とか民主主義とかは、一人一人にたいへんな責任を負わせてくるものだから、本質的には辛いもの、耐えなければいけないものなのかもしれないですね

『中国女』とは別の映画だったと思いますが、やはりゴダール監督の映画で、ヒロインが、

「私は自由だから、なんでもかんでも、責任を取らなくちゃいけないの。手をあげるのも私の責任、笑うのも泣くのも、私の責任」

みたいな斜に構えたセリフを言う場面がありましたが、あのセリフ、今となると、より身に応えます。

こんなに自由すぎるのは、すべて自己決定なのは、責任が重すぎて嫌だ、というなら?

以下の本で描かれているような世界に戻りますか?国とか社会とかのことを難しく考えなくても済むのでアタマは楽ですが、現代日本のブラック企業も真っ青なルール縛りだらけの生活が待っておりますw。でも「このほうが無責任に生きていられるから自由主義社会よりもよい」と適応する人もいるのかもしれない、とも思う。


子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!