歴史や文学好きとしては迷惑ユーチューバーは珍しいことでもない
「悪事をしたり人の怒りを煽ったりすることでとにかく目立ちたい!」というキャラクターは
世界文学のキャラクターとしてはよくあるタイプ
だし、実際の歴史にも「偽キリスト事件」を含めてよくある話。現代に新しく出てきた話じゃありません。
むしろ古い
それに「他の人がやれないことをやることはなんらかのお金につながる」のも当たり前の話。他の人が面倒くさがる作業を引き受けるのが「仕事」であれば、普通の人がやらないことをあえて逆張りする人生もなんらかのお金にはなるのでしょう。
だから自分の社会的な評判や尊厳を犠牲にしてそれをお金や評判に替えることは、たぶん、麻薬のようなやめられなさがあるのでしょう。
でも繰り返しになる通り、そういう人が出てくるのは現代に始まったことではなく、むしろ古い。
それにそういう人に「あなたのためにもやめたほうがいい」というオトナだけでなく、
「おもしろい、もっとやれ!」と煽るオトナがいるのも、古くからある話
なんだかむしろ世界が中世に戻っていっているような気さえする昨今
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