【CL福岡】配信卓で考えていたことと振り返り【本編無料】
はじめに
いつもnoteを読んでくださっている方、ありがとうございます。初めて読んでくださる方も、アクセス頂きありがとうございます。Scarです。
今回CL福岡にて、ルギアVSTARデッキを使いDay1を7勝2敗、Day2を2勝3敗という結果でした。初日は1回戦から怒涛の7連勝という勝ちっぷりで絶好調だったのですが、そこから失速してしまい上記の結果に。幸いにも愛知でリベンジする権利はもらえたので、また這い上がろうと思います。
CL福岡では自身2度目(2021年のJCS以来)のメインフィーチャー卓に招待されました。7連勝でノリノリの後の8回戦ですね。試合自体は負けてしまったのですが、振り返るといいゲームだったと思うので、その試合で自分が何を考えてプレイをしていたかと、試合後の振り返りを整理してみました。
今回使ったデッキの解説や立ち回りについては、また別途記事を書こうと思うので、そちらも是非読んで頂けると幸いです。
今回は、2度目のメインフィーチャー卓だったということもあって、緊張とかは全くなく、むしろ凄い落ち着いてプレイできてたような気がします。
配信のコメントでもありましたが、考えるときに指を動かす癖があり、完全にあれは無意識です笑。思考のリズムを取っているんだと思います。よく、将棋の棋士が考慮中にセンスを高速で回したり、パカパカしたりするんですが、それと同じようなものですね。
ここから対戦中のことを書いていきますが、CLでの1勝をもぎ取るために、1試合でこれだけのことを考えているというのが伝われば幸いですし、参考になれば何よりです。
対戦中に考えていたことと振り返り
実際の配信は上記公式配信のアーカイブをご覧ください。
先攻1ターン目
相手の動きは以下でした。
この状態からはまだアルセウスの相方は判別することは出来ませんが、ひとつ分かることは、ミストエネルギーが見えたという事実から、アルセウスの相方としてヌメルゴンVSTARまたはアローラロコンVSTARの可能性が高いということです。
いずれのポケモンも技の効果で受ける技のダメージを軽減/無効化するポケモンなので、トドロクツキexの技「くるいえぐる」やギラティナVSTARの「スターレクイエム」などの技の効果で気絶させてくる相手が苦手でありミストエネルギーがマッチしています。
幸いにも相手のベンチに次のアタッカーが出てこなかったので、ルギア目線では着地狩りのチャンスが出てきます。ヌメルゴンもアローラロコンも技の効果で耐久力を高めたり、相手を詰ませるポケモンなので、技を打たれる前にベンチから呼び出して倒してしまえばなんの脅威でもありません。つまり、この戦いではボスの指令の価値が非常に高くなるため、大事に扱う必要があります。ただし、着地狩りに失敗した場合にはこちらの攻撃の回数が増えるため、エネルギーの枚数がトータルで14~16枚ほど必要になる可能性が高く。エネルギーもかなり大事に扱う必要があります。
アルセウスの場合は、基本的にこちらがネオラントVなどをプレイしない限りはサイドを1ターンに1枚ずつしか進められないので、相手が勝てるのは最短で先攻7ターン目になります。そのため、ルギア側は後攻6ターン目までにサイドを全て取り切るプランを検討する必要があり、その間に攻撃できる回数は最大で5回です。つまり5回の攻撃で6枚のサイドを取る必要があるので、最低でも1回はアルセウスなどのポケモンVを一発で倒す必要があります。
またアルセウス目線でのルギア対策としては、ジャッジマンによる序盤の手札干渉により、ルギア側のアッセンブルスターを遅らせることが常套手段になるため、先攻2ターン目にジャッジマンを打たれても良いような盤面づくりを目指す必要があります。
後攻1ターン目
こちらはチラーミィスタート。
手札は、トップドロー込みで以下の7枚でした。
このターンの目標は、アーケオスを2枚トラッシュすること、ベンチに必要なポケモンを揃えることです。
ベンチにポケモンを揃えることについては、手札にエネルギーがあり技「なかまをよぶ」を使えることが確定しているので、比較的容易に達成できそうです。
最初の手札としてはかなり良い方で、手札にセレナとハイパーボールもあるため、アーケオス2枚のトラッシュも概ね達成できそうでした。
不確定要素が、キャプチャーアロマの表裏になるので、まず先にこれらのパターンによってどのカードをプレイするかを検討していました。
パターンごとにまとめると以下のようになります。
結果としては、表が1回、裏が1回ずつだったので、それぞれルギアVとアーケオスを持ってくることに。山札を確認した結果、チラーミィが1枚サイドであることが確認できたので、逆に言うと仲間を呼ぶでチラーミィを2匹ベンチに出せることが分かっています。また、エネルギーが1枚もサイド落ちしていないことは、ヌメルゴンやアローラロコンの着地狩りに失敗した際のエネルギー不足に陥りにくいので幸いでした。
ちなみにこの試合はルギアVSTARが2枚サイドにあったのですが、山にルギアVSTARが存在していることだけは最初の山確認で見ていたものの、枚数までは見ていなかったので気付いていませんでした(ボールいっぱい入ってるから1枚でもあればどうせ持ってこれるだろうと思っていたためです)。
ルギアVをベンチに出し、ハイパーボールを使ってアーケオスともう1枚をトラッシュして、アーケオスを持ってきてさらにそれをセレナでトラッシュします。ここ事前の予定通りです。
ハイパーボールのもう1枚のコストは、ネオラントVとボスの指令の2択でしたが、先攻1ターン目のところに記載した通り、相手の着地狩りを狙うためにボスの指令の価値が非常に高いため、ここは現物を優先してネオラントVをコストとしてトラッシュしています。
よって、ここからはセレナでアーケオスとネオラントVをトラッシュして、先にバトル場のチラーミィに手貼りをしてから、セレナを使用し手札を1枚にして4枚ドロー。その後、技「なかまをよぶ」を宣言し、予定通りチラーミィ2体をベンチに並べて番終了。
対アルセウス戦における後攻1ターン目の動きとしては、100点に近い動きだったと思います。しかもバトル場のチラーミィについているエネルギーがギフトエネルギーのため、手札干渉されたとしても、バトル場のチラーミィが倒されると手札を7枚まで補充して自分の番を迎えることができます。
先攻2ターン目
相手の動きを簡単に整理すると以下でした。
相手のターンですが、ここは概ね予想通りの動きで特に考えることはなかったです。恐らくナンジャモでダブルターボエネルギーを引けておらず、スターバースを使ってもらえたので、ヌメルゴンの特性「モイストスター」を使われるルートがなくなり、楽になったなと思ったぐらいです。(あまり考えてなかったので、手の動きもほとんどありません)
後攻2ターン目
ナンジャモ+ギフトエネルギーでのドロー+トップドローでこちらの手札は以下の8枚でした。
ボスの指令を引けておらず、かつネオラントVも既に1ターン目にトラッシュしているため、当初想定ルートのひとつであるヌメルゴン着地狩りルートは断念します。このとき手札にボスの指令があれば、チラチーノがエネルギー5枚で最大350点出せるので、ヒーローマント付のヌメルゴンは問題なく倒せていました。
ヌメルゴンを倒すことはできないので、前のアルセウスVSTARを確実に倒してサイド2枚を取得することを念頭に進めます。このターンは、手札的にもできることが限られており、あまり考えることはなかったのですが、この試合での唯一のミスであり、負けに直結したミスがこのターンでした。配信を見られていた方は、この先を閲覧する前に是非考えてみてください。恐らくこのターンのミスがなければ勝っていたと思います。
手札にハイパーボールとマスターボールがあるため、チラチーノとルギアVSTARを手札に加えられることはこの時点で確定しており、それはつまりルギアの特性アッセンブルスターから、1ターン目にトラッシュ済みのアーケオスをベンチに並べ、エネ加速からバトル場に280点出せることが確定しています。
手札にエネルギーを引き込みすぎたことがややネックですが、山には十分なエネルギーがあるので大きな問題ではありません。ただ、ハイパーボールのコストが悩ましいです。
冒頭に書いた通り、この試合では最終的に14~16枚程度のエネルギーが攻撃に必要になりそうだったこと、かつ1ターン目のなかまをよぶに1枚使っていることを考慮すると、ここでエネルギーを2枚ハイパーボールをトラッシュすることは考えにくいです。そのため、博士の研究とカビゴンの最低どちらか1枚はハイパーボールのコストとする必要があります。
ただ、手札に他のボールやサポートがないこの状況において、次のターンにもチラチーノが必要になることを考慮すると、博士の研究をコストとすることはあまり考えづらく、カビゴンをコストとする必要が出てきます。
結論から言うと、この試合におけるカビゴンの価値はあまり高くないと判断しました。理由としては、この先必要なアタッカーは、最大で既にバトル場に出ているチラーミィを含めてあと4体です。ベンチにルギアと次のチラーミィも準備できているため、あと1体のアタッカーをルギアにするかカビゴンにするかの検討になりますが、対アルセウスにおいては最大打点が200点であるため進化前のルギアVが取られる可能性はほぼないです。そのため、ルギアVをベンチに構えるリスクが低く、そのターンは今である必要がないため、ここでカビゴンを使う必要はないと判断しました。ダブルターボを4枚採用している構築のため、最後のルギアがエネルギー2枚で攻撃できる点もカビゴンと比較して、ルギアで良いという理由になっています。
上記の理由で、ハイパーボールのコストのうち1枚はカビゴンで決定し、もう1枚のコストは博士の研究を切れない以上は、エネルギーを1枚切らざるを得ず、本当にエネルギー切っていいか、ここで最終的に必要なエネルギーの枚数を計算していました。
デッキ全体には17枚のエネルギーを採用しており、かつ1枚もサイド落ちしていないことは分かっているので、最大で2枚の猶予があり、ここで1枚はコストにして問題ないことが分かります。
なので、カビゴンを使わないならセラピーも使わないだろうということで、セラピーエネルギーをコストにしましたが、ここが最大のミスでした。このあと、次のターン新しいチラチーノが攻撃することを見据えて、ダブルターボエネルギーをベンチのチラーミィに手貼りするのですが、ここでダブルターボを手貼りしたいせいで、スペシャルころころのダメージが20点下がってしまっています。ダブルターボをハイパーボールのコストとしてトラッシュし、セラピーエネルギーを手貼りしていれば、ダメージが20点高かったので、この後に起きる問題が解決していました。
その後、ルギアVとチラーミィをそれぞれ進化し、プライマルターボを宣言してバトル場のチラチーノにエネルギーを4枚加速、さらに手札のダブルターボエネルギーをベンチのチラーミィに貼ります。恐らくこのときは、次のターンにチラチーノで330-80=250、次のターン200-80=120で合計370なので、ギリギリ足りるかなーと考えながらダブルターボ貼ってました。
最後にチラチーノの技「スペシャルころころ」を宣言し、相手のアルセウスを気絶させサイドを2枚取得しました。
先攻3ターン目
ここも特に考えることはなかったのですが、ナンジャモの先でエネルギーを引きすぎたので、山のエネルギー(ダブルターボ以外)の枚数がちゃんとあるかだけで計算してました。次の自分のターンは、チラチーノにエネルギーを4枚つける必要があるので、山にダブルターボエネルギー以外のエネルギーが4枚ある必要がありますが、そこは計算したら問題なかったです。
あとはヌメルゴンVSTARを2ターンで倒せることを前提に、残りのサイド2枚をどうやって取るべきかを考えてました。
後攻3ターン目
ナンジャモ+ギフトエネルギーでのドロー+トップドローでこちらの手札は以下の8枚でした。
このターンの目標は、チラチーノで相手のバトル場のヌメルゴンVSTARに250点を当てることでした。先にルギアVSTARで攻撃する選択肢もなくはないのですが、ルギアVSTARだけでは2回の攻撃ですら倒すことができないので、仮にベンチのチラチーノがボスの指令などで倒されてしまった場合は、ヌメルゴンVSTARを突破できなくなります。そのため、このターンのアタッカーはチラチーノ一択です。
ここから先はフィニッシュに向けて必要札を残し、不要札をどんどん切り捨てていきつつ、毎ターンしっかり打点を出していくことになります。
手札にチラチーノがあり、山に十分なエネルギーがあることは盤面から確認できているため、まずは当初の予定通りチラチーノにエネルギーを加速。一応前のターンから計算していたものの、このターンにも改めて計算しなおしています。ここの計算を間違えてしまうと、それがそのまま負けに繋がるためです。ちなみに現場では、考えすぎて逆に頭バグったりしてたのですが(あれ?足りなくね?⇒あ、やっぱり足りてたわ。みたいなのを繰り返してました)
結果的にこのターンはチラチーノで330、次のターンにルギアで200、最後そのルギアが倒されたあとにまたルギアで180(ダブルターボ2枚)で足りることが分かったので、そのプランで全体にエネルギーを構えながら進めます。
山を圧縮するために、キャプチャーアロマでポケモンを持ってきてハイパーボールで切って手札も減らしています。ここでキャプチャーアロマでルギアを持ってきたのは、ハバタクカミを持ってきて切る選択肢もあったのですが、まだ山にもう1枚ルギアがあったこと、最後にハバタクカミを使う可能性が残っていたためです(ダブルターボ+何かのエネルギーで70点出るので、ホシガリスを倒せます)
もう1枚のコストは博士の研究としました。理由は他に手札にナンジャモとボスの指令があって、それをトラッシュすることはありえないので、使わないから。次のターンも使うとすればナンジャモかボスの2択のため、トラッシュして手札を減らしています。手札を減らすことで、ギフトエネルギーで引ける枚数も増やすことができます。
このターン、ナンジャモを使っても良かったのですが、使わなかったのは手札にボスの指令を持っていた方が強いから。仮にナンジャモを使ってボスの指令をデッキの下に送ったうえで、さらにボスの指令を引いてしまうと、次の相手のターンにナンジャモを打たれたときに、ボスの指令が引けなくなるリスクが高くなります。そのためこのターンはサポートを使わない方が、本当に使いたい次のターンボスの指令やナンジャモのサポートが使える可能性が上がります。
上記の理由でサポートカードをプレイする意味がなかったので、このターンはこのままチラチーノの技「スペシャルころころ」で差し引き250点をヌメルゴンVに与えて終了。
先攻4ターン目
相手の動きは、概ねこんな感じでした。
アルセウスがベンチに出てくるところまでは、想定通りで最後どうやって残りのサイド2枚を取り切るかだけを考えてました。チェレンの気くばりなどを警戒しなければいけないので、アルセウスを2回で倒すか、ビーダルを2回で倒すかの天秤を検討していたところでした。
エイチ湖が貼られるまでは。
ダブルターボ込み200点のストームダイブで、ヌメルゴンVSTARを倒すプランで考えていたので、完全に話が狂いました。このままヌメルゴンを突破できずに負けるわけにはいかないので、次のプランを模索してました。そこについては後攻4ターン目のなかで記載します。
後攻4ターン目
このときの手札については、このターンの動きを語るうえで、あまり意味がないので、割愛します。
まず、前提としてもともとこのターンは200ダメージのストームダイブでヌメルゴンを倒す前提でエネルギーを管理していたので、ダブルターボエネルギー以外のエネルギーがあと3枚しかなく、220ダメージのストームダイブが出ないことは分かっていました。
結果として、後攻2ターン目のミスがなければ、あと20点多くヌメルゴンにダメカンが乗ってたはずなので、それが響く形となりました。
・・・と言いつつも、何かの間違いであと1枚あったりしないかなと思い、念のための確認はするのですが、当然ありません。
このターンに普通にバトル場のヌメルゴンを攻撃し、耐えられてしまうと2ターン目にチラチーノでアルセウスVSTARを一撃で倒したアドバンテージがなくなってしまい、順当にサイドレースが進めば負けになってしまいます。
そのため、このターンのヌメルゴン突破は諦めて、サイドレースを進めることを検討します。ストームダイブによって、スタジアムをトラッシュできるため、このターン一度他のポケモンを攻撃しながらスタジアムをトラッシュすることで、次のターンもう一度エイチ湖を貼られない限りはヌメルゴンを突破することができます。
あとはもう一つのプランとして、このターンは普通に前のヌメルゴンを攻撃して残り20のヌメルゴンを作ったあとに、次のターンにハバタクカミを使ってホシガリスを倒しながら、技の効果の20点をヌメルゴンに乗せることで倒すプランも考えてました。まとめるとだいたいこんな感じです。
一旦チェレンやフトゥーで回収されるリスクは除外することにしています。理由はそれをされるとどのパターンであってもかなり厳しいため。一旦は回収されない前提で各パターンを評価して、天秤にかけこのターンの動きを決めています。
手札にボスの指令が2枚あれば、ボスでビーダルを倒すプランを取っていたような気がしますが、あいにくこのとき手札にはボスの指令が1枚しかなかったので、ボスでアルセウスVを削るプランを選択しました。相手の手札にエネルギーがなかったり、アルセウスVSTARに進化できない場合は、一度ベンチに引かざるを得ず、そうすると自然にバトル場にヌメルゴンVSTARが出てくる可能性が高いこと、手負いのアルセウスが残っていれば次のターンそこを倒して勝ちになる可能性が高いと判断したからです。
あと1枚エネルギーがあれば、必要なボスの指令の枚数が少ないハバタクカミプランもかなり良かったのですが、エネルギー枚数が足りなくなる可能性が高かったので断念。
というわけで、上記の判断に沿ってボスでアルセウスVを呼び、次のルギアを準備しながらアルセウスVに200点乗せながらエイチ湖をトラッシュします。
先攻5ターン目
相手の動きは、以下でした。
普通にチェレンを使われて、かなり厳しくなってしまいました。こうなると最初のチラチーノで作ったアドバンテージがなくなってしまうため、一気に相手が有利な状況になってしまいます。
幸いにも2枚目のエイチ湖が貼られることはなかったので、ヌメルゴンが突破できないという最悪のパターンを回避することには成功し、辛うじて勝ち筋は残っていますが、次のターン前のヌメルゴンを倒したあとにアルセウスにルギアを突破され、最終ターンにボスの指令で負ける絵が見えます。
しかも、相手はこの試合で1枚もボスの指令を使っていないので、おそらく山札に3枚はあるであろうこと、ベンチに2体のビーダルとホシガリスを既に準備しており、十分に山札を掘り進められる状態になっている点も厳しいです。
後攻5ターン目
このターンは、特に前のターンに手札の干渉も受けておらず、前のヌメルゴンVSTARを倒せることは確定していたので、次のアタッカーとしてルギアの準備をしつつ、前のヌメルゴンVSTARをルギアVで倒して終了。
他には特にやることも考えることもなかったかなと思います。ここからはあまり書くこともないので淡白になりますが、最後までお付き合いください。
先攻6ターン目
アルセウスVSTARにバトル場のルギアVSTARを倒されて、相手は残りサイド1枚に。次のターンボスの指令があれば、勝ちの状況です。
後攻6ターン目
このターンは、もう次のターンにボスの指令1枚で負けることが見えているので、ボスの指令を引かれる可能性をどこまで下げられるかを考えています。
手札にナンジャモとボスの指令を持っていたので、どちらかをプレイするのは決まっているのですが、仮にナンジャモで手札干渉したとしても相手のベンチが盤石のため、山札を10枚ほど掘り進めることができます。そうすると、流石に引かれる可能性が高いため、相手の今の手札にボスの指令がないことに賭け、ボスの指令でビーダルを取って相手のドローを減らしに行くことを選択しました。
あとは時間管理についてですが、自分が後攻だったので、残り1秒でも残してこのターンを終えれば、次の相手のターンに回すことができます。相手がボスの指令を持っていれば、その時点で勝ちですし、それができなければ最後こちらが勝ちになる可能性が高かったので、相手に番を渡すことだけを考えてました。
なので、余裕を持って最低残り10秒のところで技を宣言する予定で、それまでは時間をギリギリまで使う方針でプレイしてました(実際は残り30秒ぐらいで技宣言していたと思います)
残り時間を使って、最後にボスの指令が引けるように、山札の圧縮だけ出来る範囲で行い、ビーダルを倒して番を終了しました。
先攻7ターン目
相手がボスの指令を持っていたので、アーケオスを呼ばれて負け。
おわりに
残念ながら負けてはしまったのですが、配信でライチュ梅川さんが非常に深い面白いゲームだったと解説してくださったように、この対戦をやっていた自身もそう思いました。いいゲームでした。
それと同時に、気付かないようなちょっとしたミスによって勝てる試合が負けになってしまうという体験をさせられた試合でもあります。ハイパーボールのコスト1枚で、しかも同じエネルギーなのに、たったその1枚で勝敗が変わってしまうんです。ポケモンカードって怖いですね。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
本当はここで終わろうとも思ったのですが、せっかくなのでちょっとポケモンカードが上手くなるコツみたいなものを書いてみました。有料ですが、気になる方は是非読んでくださると幸いです。
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