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ときメモに指突っ込んでみた

皆さん、ときメモに指突っ込んでますか?

どうも、素寒貧です。

先日2月17日、金月真美さんのライブ”しおりすと”に参加してきました。
東京遠征にてお世話になりました、メモラー、メモだま勢の皆様にはこの場で感謝を申し上げます。
こんな若造を優しく受け入れてくださり、(東京に行くまではかなり不安だったのですが)かなり救われました。

ふふふ、今回の遠征のメインの目的自体は金月さんのライブに参加することだったのですが、メモラーならもう1つ行くべき場所があるでしょう。

そう、ゲーセンミカド高田馬場である。


多分、ときめきメモリアル対戦ぱずるだま(通称メモだま)の聖地・・・!!!
ということで逝ってきましたミカド高田馬場。

最初はメモだまだけ見てすぐ帰るつもりだったんですが(パズルゲームのセンスが絶望的に皆無なので)、

なんとそこには、”ヤツ” がいた・・・

マウスのような奇妙なメカを備えた禁忌のマシン。

「馬鹿な、ヤツは26年も前に封印されたはずでは・・・?」

詩織「100円を入れてほしいの・・・」

ずっと待ち焦がれていた憧れの筐体。

そう、生きていたのだ。
”ときメモの指突っ込むやつ”が。

今日はそんなお話。


あらためまして、セーラ(@motto_SaraCrewe)と申します。

先日上げた”ときメモの指突っ込むやつ”こと、おしえてyour heartのプレイ動画をTwitter(現きらめきウォッチャー)に上げたところ、多くの反響をいただきまして、

「ときメモは未だ多くの人の心に根付いてたんだなぁ;;」と思わず目頭が熱くなってしまいました。
いただいたリプライに返信はしてませんが全部読んでます。
(やりこんだ勢もいれば、恥ずかしくてプレイできなかったという人たちもいて面白かったですw)

ただ、感動すると同時に

「もしかしてこれは、おしえてyour heart(”ときメモの指突っ込むやつ”)を皆さんに布教するチャンスなのでは!?!?」と思い、今回筆を執りました。

だって実際にプレイしてみたら面白かったんだもん(笑)
※高田馬場ミカドでも常に稼働しているわけではないらしい

今のところは三部構成を予定しています。

第一回(今回)はおしえてyour heartの紹介。
第二回(次回更新)では、私流の攻略法・テクニックについて。
第三回では、おしえてyour heartにおける館林見晴の攻略について。

念のため書いておきますが、私は今回ミカドに行った時が指突っ込むやつの初プレイで、総プレイ時間は6時間くらいです。
一応、攻略本とベタ移植のWin95版は所持してますが。。。
(Win95版はずっと前に買ったものの、うちのPCはCPUがRyzenなので仮想マシンとの相性が悪く、ずっと動かせず今日に至ってます。なので事前知識はあったものの今回が初プレイでした。)

Win95~XPでゲームするための仮想マシンのセットップに詳しい方いたらDMくださいm(__)m



”ときメモの指突っ込むやつ”とは

ときメモ全盛期の時にアーケードで稼働していたゲーム、「おしえてyour heart」の通称です。
知っている人は知っていると思いますが、本作にはプレイヤーの心拍と発汗を感知する「ときめきセンサー」なるものが台についてまして、心拍センサーに指を突っ込むことから、”ときメモの指突っ込むやつ”と呼ばれています。
思わず「こんな呼び方、最初に言い出したのは誰なのかしら?」と突っ込みたくなりますが、当時のプレイヤーから現在世界で唯一稼働してると思われるミカドでも呼称が”ときメモの指突っ込むやつ”なのです。



おしえてyour heartの特徴


本作の最大の特徴と言えば、「ときめきセンサー」の存在でしょう。
プレイヤーは人差し指、中指、薬指を使って自分の心拍・発汗をセンサーに計測されながらゲームを進めていきます。
センサーの値を総合してプレイヤーがどれだけドキドキしているかの判定が行われ、その判定によって選んだ選択肢が女の子に与える影響が変わります。

例えば、
「このコアラ可愛くない?」と虹野さんが聞いてきたときに、
本当に可愛いよね!」という選択肢を選ぶとします。

この時、プレイヤーがドキドキしていれば、主人公はテンション高めに返事をしてくれます。
そんな主人公に虹野さんは喜んでバッチリいい印象をくれます。
ですが、同じ同調の選択肢を選ぶにしてもドキドキしていなければ、テンション低く素っ気なく返事をした扱いになり悪い印象を与えてしまう、ということがあります。
1つの選択肢を選ぶにしても、プレイヤーのドキドキ具合(3段階で判定)で展開が大きく変わる、というのがこのゲームの難しさにつながっています。
※選択肢は2択か3択なので、1つのデートでも展開が6 or 9パターンあるということ

また、これは「同調の選択肢を選ぶときは発汗と心拍を上げてドキドキした状態にしておけばいい」というような単純なものではなく、
女の子によってはテンションが高すぎる主人公に対し、
本当にそう思ってる?私に合わせてない?」というような判定を下し、Bad評価を受けてしまうこともあります。
初見だと選択肢の選び方が難しいですが、
これがこのゲームの面白いところだと思います。

どうです?遊んでみたくなったでしょ??



また、ゲーム終了時にはヒロインのときめき度と終了したときの季節を反映したカードがプリントされるようになっていました。
全部で500種類以上あるので当時のガチ勢は何周もしてたんだろうなぁ。

ヒロインに嫌われた状態でゲームオーバーになると、「ポージングはしてくれるけどめちゃくちゃ機嫌の悪い顔の写真」がプリントされます。
「そんなの欲しいか?笑」とも思いますが、ブチギレフェイスのヒロインのカードなんて公式だと他には手に入らないですからね。ある意味レアよ。
ですが、現在はプリントするためのイングがもう販売終了しており代替品もないのか、ミカドではプリントができないみたいです。
しょうがないね(詩織)。
ベタ移植のWin95版ならプリンター繋いで印刷できるんだろうか?

ちなみにゲーム内ボイスは新録。
ネットには「forever with youの流用」と書いてあるものもありますが、雑誌でも新録と記載されてますし、(無断転載になるのでURLは貼りませんが)中の人も新録と言ってるのでまず間違いないでしょう。
そのキャラのガチ勢の方は聞けばわかるはずです。
原作には無いシーンや、同じイベントでも少し違うセリフがあったりするので初代を遊びつくした人でも十分楽しめる作品になっていると思います。
これがね、新鮮で面白いんですよ(笑)

おしえてyour heartオリジナル展開の中にはファンからすると「こんなシーン見たかった!」というようなものもあると思います。
特に、(第3回で紹介しますが)見晴の最初で最後のデートに関しては原作とは全く異なる分岐があります。
それがまさしく自分が求めていた展開そのものだったので、それを正史にしてほしいレベルで好きです。
あとSS版とは少し違った形で、主人公から女の子に告白させることもできます。
「伝説の樹無視かいっ!」とツッコミたくもなりますが、なんかそれもそれでリアルでいいなって思ってます(笑)



今回はここまで!
人に読んでもらう前提の文章書くのって難しいですね。。。
次回は「とりえあずこれさえできるようになれば狙った娘を落とせるようになるぞ!」という攻略法を紹介したいと思います。
もしかすると、ミカドで毎年指突っ込んでる人の方が正確な攻略法を知っているかもしれないけど、特にノウハウも公開されてないっぽいので。
まぁ、そもそもミカドでも常設されてるわけでもないですからね。
一応、感謝祭で5kくらい払えば好きな台を設置する権利が買えたりするらしいので興味ある方はミカドの公式をフォローして、当日は実際に足を運んでみてはいかがでしょうか。

皆さんも、ときメモに再び指を突っ込むどころか全身ごと突っ込んでみるのも悪くないかもしれませんよ。
↓ライブの感想




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