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「性教育」をアップデート!①~生理用品の種類~

『もやもやラボ キミのお悩み攻略BOOK!』
著者:シオリーヌ(大貫詩織) 発売日:2021/6/23
発行:小学館クリエイティブ 発売:小学館


思春期を迎えた小学校高学年の子どもにむけた性教育本ができました!身体や心の成長に関する悩みから、友だち関係、恋愛、SNSの使い方まで、子どもたちの悩みや不安に答えます。
この本を作るにあたり、大人も「性教育」についてアップデートしていかなきゃいけない、と強く感じました。
そこで、編集担当が最近の性教育事情や意外と知らない性の話などをお届けしたいと思います!

突然ですが、生理用品ってどうやって選んでいますか?

・10代のころからずっと使っている
・そのときいちばん安かった
・CMや広告で気になった

人によってさまざまだと思いますが、その選択肢の中に使い捨てのナプキン以外は入っていますか?
紙ナプキンしか使ったことがないという人も多いと思います。

でも、生理用品ってほんとうにたくさん種類があるんですね!今回調べてみて、びっくりしました。
『もやもやラボ』では6種類紹介しています。

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『もやもやラボ』より

いろいろな生理用品を紹介!

まずは使っている人の割合が高い紙ナプキン
どこでも手に入りやすくて、使い捨てだからかんたんに使えます。
羽根あり・なし、多い日、薄型、香り付きなど、種類も価格帯も豊富です。

次に店頭でよく見かけるのはタンポンでしょうか。
膣の中に入れて経血を吸収するタイプ。
経血がドロッと出てくる感覚がいや、漏れが心配というときにおすすめです。
経血量が安定してきたら、小学生でも使えます。

タンポンは抵抗がある…という人には、ぜひピースを試して欲しい!
ピースは体につけるタイプの生理用品。体に押し当てて、はさんで使います。(紙ナプキンと併用する)
はさむだけですが、日常生活の動作ではほとんど支障ありません。
初めて知った生理用品だったので、実際に買ってみました!

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近所のドラッグストアで見つけましたが、まだ取り扱いは少ないので、ネット購入が確実かもしれません。
サイズ比較用にリップを並べてみました。小さくて薄い!

「これはいい」と思ったポイントは、トイレに流せること! 外出先で生理用品が捨てにくい場面、意外とありますよね。
量が多い日にナプキンだけでは心配というときに使うので、伝い漏れが気になる夜にもおすすめです。

そして、guから発売されて話題になった吸水ショーツ
ショーツ自体が経血を吸収してくれるので、ナプキンは必要ありません。
とはいうものの、ショーツだけで本当に大丈夫? という不安があり、私はまだ試せていません…外出予定がない日に試してみたいですね。

最近は月経カップの紹介を目にすることが増えた気がします。
膣の中に入れて、経血を溜めるカップで、使い捨てではなく洗って繰り返し使えます。
海外では使用率が増えているようで、10人に1人が使っている国もあるそうです。経血が外に出ないのでニオイが気にならない、最長12時間使えるというメリットも!
タンポンよりも使い方に慣れが必要かなと感じますが、ひもが外に出ない点がすごくいいなと思いました!

布ナプキンや吸水ショーツ、月経カップで気になるのは、洗うのがめんどうくさい、ということでしょうか。
実際はそこまで手間ではないですが、やっぱり使い捨ては手軽ですよね。
でも、洗って繰り返し使えるというのは、エコだし長期的に見れば費用が抑えられるのかなと思います。

このように、生理用品はたくさんの種類があります。

在宅勤務だったり、外出が減っていたりするので、この機会にいろいろな生理用品を試してみてはいかがでしょうか。
毎月やってくるやっかいものでも、「次はあれを試そう!」と、その1週間を楽しんじゃいましょう!

生理の話って恥ずかしい…そんな気持ちもあるかもしれません。
でも「あれよかったよ!」と、コスメみたいに気軽に情報共有できるといいのにな〜と感じました!


記事は不定期で更新予定!こちらのマガジンにまとめています(^^)

『もやもやラボ』発売中です!

「性教育」というと、とてもハードルが高いと感じる人も多いと思います。
まして思春期を迎えた子に正面から性の話をするのは、親も子も気まずいですよね。
そこで、小学生の男女どちらも手に取りやすく、保護者も安心して子どもに手渡せる本を作りました!

身体の成長の話だけではなく、友だち関係や恋愛、SNSなど幅広い項目を扱っています。多くの方に読んでいただけるとうれしいです!

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担当:市村


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