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なぜ、本を読むのか。バイトから学んだビジネスの【本質】

人生初のバイトは大学1年生で始めた「塾講師」のバイトだった。



80分の授業をして1500円貰った、あのときの感動は今でも鮮明に焼き付いています。



それまでも勉強の苦手な友だちに教えてあげるという経験は受験生のときにそりゃあもうたっくさんしてきたわけです。



大学生になって塾講師という立場になっただけで(持ってる知識は何も変わっていないのに)そこに「金銭」が絡むようになったのですから、18歳のボクは世界ふしぎ発見でした!ギョーテン!



とは言え、そんな感動も次第に薄れ、1時間働けばどこでも900円~1000円くらいの給料を支払ってくれる、という感覚でしかなくなりました。簡単に応募できるようなバイトであればその額はどこも大差ありません。4年前の大阪の水準だとこんなもん。コナモン。



塾講師、という身体的な労働が比較的少ないバイト(甘い蜜)を一番初めにチューチューしたのでその後の飲食店や派遣バイトは「なんでこんなにしんどいのに時給940円やねんおら」と苛立ちすら感じていました。



もっとお金を稼げないのか、と頭のどこかでぼんやりと考えながらそのうちに「いや、もしかしたら稼げるぞ」という気持ちが「ビジネスとはこうだ!」というメタ的な思考に発展しました(意識高い高~い系大学生と呼ばれる類のやつですね)。



今では年間20万円分くらいのペースで本を読んでいます。

前置きが長くなりましたが、いよいよ本編に入りたいと思います。


■給料とは「価値」への対価

ボクが初めて塾講師のバイトをしたとき、ボクに支払われた「お月謝」はボクの持つ潜在的な「価値」をお客様へ提供した「対価」なのだと感じました。その当時は、明確にこんなこと思ってなかったと思いますが、今思えばコレです。



つまり、ボクが受験勉強を通して得てきた「知識」をそれを必要としてくれる「塾の生徒」に教えることで「お月謝」を頂き、ボクは生活することが出来たのです。かみ砕けばシンプルで分かりやすい。



コレの面白いところは「知識」は教えても減らない、ということです。つまり、塾という場所があり、そこに生徒がいる限り、ボクは生活出来る保証を得たわけです。



ボクの持つ「知識」はまさに金のなる木です。そして、ボクだけでなく、「知識」を持つ人はみな、自身の中に金のなる木を育てているようなものなのです。スゴくないですか?

これをボクはビジネスの【本質】だと思っています。世界中の知識によってお金はどんどん生み出されるので「富の総量」は増えているはずです。



例えばレストランに行く、そこでハンバーグを注文する、美味しいご飯に満足して支払いをする、そこで働く人間がもらう「給料」は、ハンバーグを作る知識とテクニックに対する「対価」なのです。



そして、その対価は1時間940円というような決め方をされていることがほとんど。値段もあまり変わりませんね。



高級料理店に行けば、時給は上がります。だってその分、高度な知識と繊細なテクニックが求められるから。作れる人が限られてくるから。



そう、希少性のある知識、希少性のあるスキルにはそれを求めようと高い値段をつける人がいるのです。これは紛れもない事実であり、この先もしばらくは変わらないでしょう。



だからボクは、本を読むのです。



今は電子書籍も多いですし、ブログやこうしたnoteで個人が優良な情報を発信できる時代です。しかしそれでも、編集を経て世に出版される紙の本をボクは好んで読みます。



どこにいてもいつでも無料で読める価値のある情報がWeb上にどれだけあっても、一連の情報が綺麗にまとまった紙の本にはまだ読むべき価値があると思います。



それに読むジャンルはなんでも良い。



日常的に本を読んでいる人間は、話していても思考が整理されていて「賢いんだなぁ」と思わせる魅力があるし、そうした潜在的な魅力は本能的に感知されます。



勉強法に対して同じ知識を持っていても「この人から学びたい」と言ってもらえる家庭教師がいるのと同じです。

直接的に関係のない知識でも、潜在的な価値が高い人間の方が重宝されるのです。



だからボクは、本を読むのです。



もっぱら最近は技術書やビジネス書、自己啓発本を手に取ることが多い(いわゆる意識高いとこまで逝っちゃってる系大学生)ですが、高校生のときは「小説」ばかり読んでたし。



もし、高校生が過去のボクのように「勉強をする理由がわからない」などとほざいているならたわけ。今は自分の価値を高めておけ、と言うでしょう。



自分の価値を高めることは=金のなる木を育てることと同義です。つまり、これからあなたが足を踏み入れるビジネス世界の【本質】なのだから。



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