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🍺ビールに代わる日記🍺

プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:最低週1回(月4本更新〜) 対象:幅広く…
このマガジンを購読すると時々心が楽になったり、スーパーどうでもいい日記もあるんですが回り回って松倉…
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2024年7月の記事一覧

どうしようもない時間の貴重さ

目を覚ますたびに今どこにいるんだ? 今日は何があるんだ?とスマホを覗く日々。 8月に入れば少しは落ち着くかな。 ホテルで銀行振込処理をしながら、どこにいても仕事ができてしまう時代を呪う。 仕事柄、やたら電波のない場所や移動中の時にオンラインに繋がりようがなくお手上げになる瞬間が好きだ。文明の敗北。物理的にどうしようもない状態は、偶然生まれた小休止スポット。 これはどうしようもない。森でも海でも湖でも眺めますか。と割り切って過ごす時間は人間本来のあり方を思い出させてくれる。

続けることは、その人の美学なんだな

滋賀やら丹後やら渋谷を行き来し、その現場現場で仲間たちと何かを作る。バタバタと東京からの終電新幹線に飛び乗って真っ黒な風景を眺めながら心の中で一人ずつ思い出す。 そんなことをしていると、ある共通項が見えてくる。 誰も彼もが「ずっとその行為を続けている」ということ。 諦めず、折れず、いや折れてもまた補強してるんだろうな、僕らの見えないところで。それでもその道をぶらさず歩いてきてる人たちだらけだ。 別にジョブチェンジが悪いとは一切思わない。 むしろ、周りにいる仲間たちは、これ

失われた週一メンテナンスデイ

気がつけば週末。そして今気づく三連休の事実。 決算の後始末や制作や出張などで落ち着いた日があまりなかった。 毎週土日のどちらかは業務のメンテナンスに充てていたのも多忙ゆえにかき消されてしまっていた。 今日は久々に手元の業務整理と残タスク整理、先々のロードマップを書いて見たり、バックオフィスの勉強などに時間を充てる。 やっぱ週一はこの時間が必要だなと感じる。古いOSのまま走り切ると壮大な無駄が発生する。多忙だろうが落ち着いてシステム調整をしていくにはやはり意味があった。 整

6000円ぐらいで叶った理想の休日

久々に平日落ち着いて休めた。目覚ましもかけずに眠れるというのはご褒美みたいな感じあるよね。寝落ちしそうになりながら自分にとっての最高の休日の過ごしってなんだろうと考えたら、異様に安上がりな男が出来上がっていた。 まず目覚ましもかけずに爆睡する。体がもう起きようぜというまで眠り続ける。足元には猫が添い寝をしている。 目覚ましにタバコを吸い、それが終われば10分ほど何も考えずに呼吸する。世の中的には瞑想とかいうが僕は呼吸と呼んでいる。 顔を洗って歯磨きをして、緩めな服に着替える

アウトプットが枯渇しない「レントゲンアイ」

料理が得意な人が美味しいものを食べた時に「これって○○入れてる?」というように美味しさの構造元素がわかっている時がある。 僕は家庭科が全力でやって「2」の評価しかもらえないレベルの人間であるが、食やレストランの仕事をするようになって味覚の解像度が少しだけ上がった印象がある。 なんというか、前まで「全部おいしい」と思っていた。 気づけばこれは美味しくないぞ…と心の中でわかるようになって率直な意見を伝えてしまうことが増えてきた。色々、食べれる機会があったから味覚の辞書が増えた感

その言葉の中に君がいない。

友人の会社がイベントを企画しており、久々にライブハウスに行った。 その懐かしい空間に(筆者は大学4年間ずっとバンドをしていた)涙腺が緩むほどの空気が漂っていた。25歳以下のバンドマンたちをみて、確実に僕が音楽をやっていた期間より長い時間、音楽と向き合っているのに心の中ではもっとこうしたらいいああしたらいい、なぜなら自分たちはもっとうまくこうしていたからという感情が芽生えて後半具合が悪くなった。 そう思っている自分に気持ちが悪くなったのだ。 音楽はどれもこれも素晴らしく、爆音