読書日記(2023.12.5)ガザに留学した医学生

NHKBS 世界のドキュメンタリー選「ガザに留学した医学生」を半分見た。

EUとガザには「エラスムス」という交換留学生制度がある。

イタリア人医大生のリッカルドが留学したのはパレスチナ暫定自治区のガザ地区にある大学。原理主義組織ハマスが実効支配するこの地区は、周囲をイスラエルによって張り巡らされたフェンスで囲まれ「天井のない監獄」と呼ばれている。救急医療の現場に飛び込んだ彼を待っていたのは空爆。過酷な状況の中、医師として大人になっていく若者の姿を見つめる。 原題:ERASMUS IN GAZA(スペイン 2021年)

番組案内より引用

パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)とイスラエルとの境界付近で、抗議デモ「帰還の大行進(Great March of Return)」が行われている。

国境には緩衝地帯があるのだが、そこを毎週行進するデモが行われ、イスラエル軍は、パレスチナ人に発砲するので、多くの若者が負傷している。

足を狙って狙撃するので、足を失う若者が多い。

交換留学生リッカルドは、足の治療や、時には切断手術など手伝ううちに、ノイローゼ気味になっていく。

彼をサポートするパレスチナ人の医学生が、イタリアのパルチザンの歌『さらば恋人よ (Bella Ciao)』をリッカルドと一緒に歌う。

(おわり)

お志有難うございます。