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秘密

 こんにちは。今週です。

 とうとう夏休みが終わってしまい、大学生活に逆戻りしてしまいました。なんだかあんまり実感が湧きません。構内を歩いていたら教科書販売のお知らせを見つけて、「そうか、後期の授業が始まったら、教科書が必要になることもあるんだった」と思いました。「そんなこともあったなあ」レベル。
 実は私、個人的に夏休みを勝手に延長させました。というのも、10/1に東京国際フォーラムで行われた、the HIATUS 10th Anniversary Showを観に行っていたので。わたくし関西住みですから、まあ、飛行機で成田に弾着しますよね。そんで一泊しますよね。授業、10/1〜なんですよね
 まあそんな些末なことは置いておいて、ライブ、は、とても良かったです。良いと感じたものを的確に褒めるのは難しいものですが、周年ライブということもあり、「これやってくれたらいいな」と思ってたことを全部やってくれました。初期曲あり、ストリングスアレンジあり、ツインドラムあり、そしてセトリは1stアルバムの一曲目から始まり、最新アルバムの最後の曲で終わるという、まさに10年の集大成!という感じでした。
 柏倉さんとか涙ぐんでたしね。やめてよそういうの。こっちも泣くので。事実最初の演出とHorse Ridingで泣きかけました。席がかなり前の方だったので、泣いたらメンバーに見られちゃって恥ずかしいな、と思ったので耐えましたけど。
 Horse Ridingはハイエイタスの曲の中でも特に好きなものの一つで、戦争の歌だと認識していることもあり、ライブで演奏されると必ず泣きそうになります。曲調自体は明るめというかノリのよい曲で、Jive Turkeyではクリスマスアレンジなんかされちゃったりして、盛り上がる曲なんですけどね。私は身体は盛り上がってますが意識が泣いています。矛盾。
 私は10年間きっちりハイエイタスのことを追いかけてきた人間ではないので、あまりえらそうなことは言えませんが、昔のライブ映像やMVなんかと今の彼らを見比べてみると、やっぱり胸にくるものがありますね。10年前は「Refuse all」から始まる歌を歌っていた人が、今では「Life in Technicolor」なんて名前の歌を歌えるようになったということが、感慨深いというかなんというか。
 私はよく気分が落ち込むタイプの人間なのですが、そういう時にthe HIATUSを聴くと、やるぞという気にさせてくれます。落ち込んだ気分をさらに落ち込ませるわけでも、無理やり引き上げるでもなく、そのまま昇華させてくれる気がするというか。特に最近のアルバムになればなるほど、そういった傾向が強いように思います。
 こうやって、自分の体験とか感情に曲を寄せて聴くのって、音楽を純粋に聴く・楽しむという点ではあんまりよくないことだと思うこともあるんですけどね。まあ音楽体験なんて人それぞれなので。
 
 話がとっ散らかってきたうえ、自分語りが増えてきました。よくないです。話を戻します。
 好きになったバンドの周年記念ライブに行くのは初めてのことだったので、あの時間をこの目で見て、耳で聴いて、身体で体感できたことが、本当に嬉しかったです。
 私にとっては、私の好きな人がやりたいことを思い切りやって幸せに生きてくれることが一番の幸せなので、どうかこれからも、15年と言わず30年くらいまで、the HIATUSというバンドが幸せな形で続いてくれることを望みます。
 以上、終わりです。

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