曖昧
こんにちは。週一note、今週もやっていきます。
身体を動かすのがヘタな話
朝、ごはんを食べようと思って、ヨーグルトのパッケージを開けたら、3連ヨーグルトの台紙のはしっこで指を思いっきり切りました。切ったというか、もはやえぐれてた。悲しみにくれながら絆創膏を巻きました。
こういうことは全く初めてではなくて、とにかく身体を動かすのが苦手なため、特に指周辺はすぐに怪我をしてしまいます。こないだとか、ぼーっとしながらお風呂入ってたら、手元が狂って自分の爪で自分の指えぐっちゃったし。
思えば、幼稚園のときから、こんな感じで自分の身体を動かすのがヘタな子供でした。演奏会でトライアングルを演奏したとき、トライアングルを叩く棒で自分の指叩いて出血して泣いたのは今でも忘れられない。
でも、そのときって、「痛いから泣いてた」っていうわけではなくて、どちらかといえば「恥ずかしくて泣いてた」って気がするんですよね。公道のど真ん中ですっ転んだときとかも、怪我をしたことよりも、大衆に見られながら転んだことへの恥のほうが優ってしまうこととか、よくあるんじゃないでしょうか。
私、ずっとそれなんですよね。生きてて、自分がやることなすこと、全部「大衆の前で転んだとき」と同じ恥レベル。だからなのかはわかりませんが、近頃「他人にものを教えてもらっているとパニックになる」という傾向があることに気がついてきました。これも社会で生きていく上で致命的なんだよ〜〜〜〜ほんとに誰か助けてほしい。
ちなみに、傷を作ってから五日経ってもまだ治ってません。自然治癒力くんしっかりしてくれ。
ライブに行きましたの話
TK from 凛として時雨「Bi-Phase Brain"R side"」の大阪市中央公会堂公園を観に行ってきました。ツアータイトルを改めて見て思ったんですが、「Bi-Phase Brain」てなに?
なるべくネタバレしないように気を付けますが、ネタバレが気になる人は見ない方がいいかもしれないです。
私、「一番好きなギタリストは?」と聞かれると答えられない(みんな違ってみんないいと思っているので)んですが、「一番好きなドラマーは?」と聞かれたら、すぐに答えられます。それが今回ツアーメンバーとして参加していた柏倉隆史さんです。柏倉さんのドラムに初めて触れたのはthe HIATUSの時だったんですが、「なに!?」と思った記憶があります。いや、今見ても「なに!?」と思うんですけど……。とにかく手数が多すぎて、何をやっているか本当にわからない。ドラマーって技術派と印象派にざっくり言えば分かれると思うんですけど、柏倉さんは明らかに後者ですよね。しかも技術も確かにあるという……。
今回のライブでも、柏倉さん、ボンゴ叩き出したのにも驚いたし、さらにシンバルを手のひらでぶっ叩いてたのも驚きました。シンバルを手で叩く人がいるのは知ってました(cf.中畑大樹)けど、手で殴ってもあんなにちゃんと音するんだなと……。あと、なんか叩くとドムドム音が鳴る電子ドラム(?)もあった。ただでさえ手数が多いのに、楽器も多くてえらいこっちゃでした。途中の曲でTKと二人だけで演奏してる曲があったんですけど、TKのギターも大概手数多いので、二人だけでもものすごい音の密度で笑っちゃった。あと、静かめな曲だと特に顕著なんですけど、柏倉さん、ドラムでの表現が繊細すぎる。ほんとすき。
もちろんTKも、すごくよかったです。TKってライブ見るごとに歌もギターも上手くなっている気がします……。「こういう静かなところでやると、自分の声がよりはっきり聞こえてきて、枕を濡らして眠る夜もあった」とおっしゃっていましたが(五十嵐隆との対談で、「自分の声が好きじゃない」という話題で盛り上がってたのを思い出した)、こちらとしてはむしろありがたいんですけどね。むしろ最高でした。自分がホール公演大好き人間なのもあると思いますけど。
ライブハウスの演奏も好きなんですけど、やっぱりどうしても音が潰れて聞こえてきちゃうんですよね。その分ホールは全部の音がよりはっきり聞こえてくるので、演奏に集中できてすごく好きです。まあ今回は、厳密に言えばホールではなかったんですけど……。それでもいい音でした。
あと、セトリに関して、思ってたより時雨の曲が多かったのでちょっとびっくりしました。その曲をそのアレンジでやるんですか!? みたいなのがたくさん。「(アレンジを考えているときに)いや絶対元の曲の方がいいに決まってる、ってなるんですけど」ってTK言ってたけど、結構激しめの曲も、公会堂というシチュエーションにマッチするようにアレンジできてるのがもうほんとに流石というか……語彙力ないですけど。
あ!それと、ドラマーが柏倉さんだと発表された時から「絶対この曲やるだろうな」と楽しみにしてた曲も、ちゃんと聞けたのでうれしかったです。あれ好きなんですよ。ネタバレ避けるために曲名は言いませんけど、東京でもやるんじゃないかなあと思うので、みなさんぜひ行ってください。そして聞いてください。「良さ」が確約されているので……
ちなみに、ライブを見てるときに、左斜め前のお姉さんが微動だにせずに双眼鏡を構え続けているのが視界の端に見えて、すげ……と思いました。多分TKをガン見してたんだと思うんですけど、どうでしょう。少なくとも私だったらそうする。だってTK、顔もいいし、服もめちゃくちゃかわいかったもん。ちょっとてろっとした素材のオーバーサイズの白シャツをインして、リボンタイで、ブーツで、なんだか少年みたいないでたちでした。(リボンタイに関しては、「演奏するときギターに結構かかってきて……」と言っていました。予想外だったらしいです。かわいい)しかも恐ろしく似合ってたしね。自分で決めたのか、スタイリストさんが決めたのかは分かりませんけど、最高。ありがとう。
実は、これがなんだかんだで2019年最後のライブでした。今年はライブ何本行ったんだろう。もう覚えてないな。また改めて数えようと思います。
来年は就活なので(…)、こんな頻度ではライブ行けなくなるんだろうなあと思うと今から絶望です。けどライブを見られない期間っていうのは次に見たライブが最高になるための準備期間だと思って耐えます。そうやっていろんなものに耐えていきましょう。耐えられなくなるかもしれないけど。以上、終わりです。
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