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やまい

カバー画像はもう散ってしまった桜です。


病院に行った。

最近通っていた心療内科を変えた。そしたらちょっとだけ好転した。少なくとも涙が止まらなくなったりとかそういうのはなくなった。
新しく通い始めたところはいいところで、やたらと自然療法を勧めてきたりもしないし、ヤケクソみたいにたくさん薬を出したりもしない。一旦は対症療法として薬を出して、自分の行動や思考をちょっとずつ変えて行って、最終的には薬を減らして行こうという感じ。
鏡に向かって笑顔を作るとか、何かを触りながら自分を励ますとか(植物とか生き物を触るとなんかいいらしい)、そういうの。医者に言われたことなのでやったほうがいい、というかやんなきゃいけないんだろうけど、やってない。
そもそも自分は筋肉に緊張が走りにくい体質で、平たく言うと上手に笑えない。顔筋がないので。なので笑っている自分の顔は醜くて嫌いだから見たくない。あと植物育ててない。ぬいぐるみはいっぱい持ってるけど。
メンタルヘルスのために独り言を言うというのがいまいちピンとこない。そんなことしても虚しくなるだけではと思ってしまう。結局信頼できて好きな他人に肯定してもらうことでしか自己肯定感は育たないではないかと思う。だって独り言あったとしてもそれを言うたびに自己否定して無限ループになるだけだし。精神ってむずい。
もう10年前くらいからずっと、どうしてこんなことになったんだろう、何を間違えたんだろう、と思っている気がする。何もかもをうっすら間違えているのかもしれない。治そうともしていないかも。愚かだ。いつまで苦しんだら苦しまなくてよくなる?あの時は大変だったって笑い飛ばせる日が来る?それとも死ぬまでずっと苦しいままか?わからない。でもそこがわからないから生きてるところがある。事実として未来に希望がある可能性があるんだから死なないでおこうと思う。
こんな感じのことを考えていても私は病気ではない。病名がない。夜眠れるし、朝起きれるし、自傷もしないし、ODもしない。だから私は病気ではない。病気でないので薬をもらえないし、健常者に混ざって仕事をしなければならない。
書いてたら胃が痛くなってきた。最近ずっとお腹の調子が悪い。みなさんもご自愛ください。春なので。

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