ヒューマンファクター(2/9中日春秋)


米ソ冷戦の緊張緩和一端を担ったのが、昼食会でのナンシー・レーガン大統領夫人だったそうです。

この外交でのポイントは「ヒューマンファクター」。ヒューマンファクターとは人間らしさ、人間味のこと。

このヒューマンファクターは、身につけるものなのか?本来人間には備わっているものなのか?

おそらく備わっているものなのに、損得勘定や競争意識、功名心などの経験で、減少していくのかもしれない。

しかし、日常生活の中でもプッと笑ってしまうことや、あー嬉しいなと感じるのは、この人間らしさや人間味に触れた時ではないだろうか。

私の考えは、映画を観たり、実際に演劇をすることでヒューマンファクターを表現できる訓練になると思う。

その場の空気感はヒューマンファクターが作り出すと言ったら大袈裟だろうか?

人と人の間でしか生きられないのが人間の性。
不必要に培ってしまったものは捨てて、ありのままで、ヒューマンファクターに磨きをかけたい。



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