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海外投資のサポートを受けられなくなってしまいました。

海外投資でのトラブルは数多く存在します。

多くの場合は代理店(IFA)に問題があります。

国内には存在しませんが、海外のIFAと呼ばれる総合金融代理店が日本人に対して金融商品の受け入れをする場合、このIFAがサポートを行います。

もちろん海外IFA自体はしっかりとしたところも多いですが、廃業状態になる海外IFAのサポートを受けてしまった方もいるのが現状です。

またこちらは論外ですが、そのIFAへのコンタクト方法を知らされていないという実態もあります。

IFAが廃業になればサポートできませんので、付き合いのある海外IFAに契約者を移管します。

ただ、その引き継ぎもいい加減なケースが多いのと、契約者自体も移管先IFAのコンタクト方法を理解できていないというのが散見されます。

海外とのやり取りだと何かとしづらい点がありますので、そうならないように国内のFP事務所や会計事務所などにサポートをしてもらう体制をとるのが望ましいと思います。

サポート先にお困りの際は、複数のサポート会社と協力関係にある事務所に相談されることをお勧めします。


海外IFAの問題以外にも、海外不動産投資や名の知れていない会社との運用委託契約の問題が後を絶ちません。

国内がダメだから海外に、という世の流れは分かりますが、むやみによく理解できていない、裏がとりづらいものにお金を入れてしまうと、大金を一瞬で失うこともあります。

ポイントは、格付会社や監査法人などの第三者からの評価です。

業界の方でなく、不動産に手を出す場合も大手企業で、その企業が責任を取ってくれるかくれないかなどを意識して選定する必要があります。

国内証券会社の商品の多くも格付けや評価が出ています。

格付けや評価がしっかりしているから、必ずお金が増えるという保証は一切ありませんが、しっかりとした構成や運用がされているということは言えるでしょう。

目の前の人だけを信じてやってしまい、後で後悔したという相談が後を絶ちません。

海外の企業は、お金を持っている日本人を狙って販売をしてきます。

全然聞いていた話と違う、という状況になれば提供側が業務をやめるケースも散見します。

サポート体制や実績などにも十分な注意を払っていくことが大切です。

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