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🥎生産的な提言であるか?

ソフトボールの部活指導員をやってる中でアドバイスを求められることがあります。

顧問の先生は昨年からソフトボール部の顧問に就いてる方なので練習方法、試合進行等、色々と質問されることがあります。

ルールの確認とかは答えが明確なんで問題無いんですが、私の経験則に基づいて話すこと、人によって解釈が分かれるようなことって、どこまでが有効な情報になり得るのだろうかと思う時があります。

今週末の総体予選に向け、打順のアドバイスを求められました。

私なりに選手の適正を図りながら打順を考えてみました。

実は先々週の市内大会でも私ら外部コーチ組の意見を汲んだ打順を採用してもらってました。

元々、3番のYさん(2年)は打力に加え、脚も速いので1番に替えました。2番をMさん(2年)にしました。チーム内で脚は速い方、打撃も変な癖も無くスイングも悪くない。小技も使えて繋ぎも出来る。

この1、2番が打線改良の肝の部分。3番を捕手のTさん(3年)4番を投手のIさん(3年)、この2名は元々、クリーンアップを打つ主軸。チームの中で強い打球が打てる選手。そして今年から投手にもテンポラリーランナーが使える。Tさん、Iさんが2死で出塁してたらランナーを脚の速いYさん、Mさんに交代出来る。

打順変更に伴い、元々2番だったCさん(3年)を9番に変更した。2番の時も出塁率は高く、転がせばセーフになるってくらいのチーム1番の俊足でした。彼女が上位に繋ぐ形をイメージして、実際に前の試合でも2死からCさんが出塁して1番Yさんの1ヒットで1点取れた。

ただ、Cさんから聞いたのは『9番で何をすべきか分からない』って声だった。元々、2番だったので9番は『打順を下げられた』と感じたのかも知れない。得点力の乏しいチームの中でも彼女は俊足という武器を持った数少ない攻撃にスイッチを入れれる存在。そのスイッチを今回は途切れやすい下位打線に入れて発揮してもらおうと思ってた。

提案したオーダーは客観的に見て問題無いと思ってる。が、それを選手に腹落ちさせる戦術面の理解まではさせれてないのも事実。

教え切れてないなら、この打順は押し付けるわけにもいかない。
3年生には最後の大会。気持ち良く最後は飾らせてあげたい。

選手に迎合してると批判されることもあるかもしれないが、それも違うと思う。

9番の役割を教え切れず『下位でモチベーション上がらない』認識にしておいた指導に落ち度がある。

選手を従わせる為に指導してるんじゃないので。選手が付いて来てこその指導者だ。まだ、そのレベルに自分がおらんということ。

まだ指導者になって1年経ってない。肩書きは外部コーチから部活指導員にランクアップしたものの、まだまだだと思う。

口から発した理論で納得させれなきゃ、それは生産的な提言とは言えない。

選手に合わすのが指導じゃないと思う。選手が応えてくれる指導をしたい。

それが今年の目標。
そーなるまではユニフォームを着れることはないということ。

まだ、ベンチ入りまでは5号目ってとこか?

この課題、クリアするまでは私の居場所は練習グランドに留めておく。

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