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はじめまして


ごあいさつ

こるりと申します。無我夢中で毎日を過ごしていて、はっと気づけば人生半分を折り返してました。

どなた様もきっとそうだとは思いますが、ここ数年で人生の変わり目になる出来事が次々に起きてます。心穏やかに安心して楽しく過ごすにはどうしたら・・・?と、日々感じて考えて実験中です。ちっぽけなトライの積み重ねですが、この手探りの何かが、もしかしてどなたかのヒントになるかもしれないと思ってぼちぼちと記録していこうと思います。

突然、髄液が漏れて、脳みそを守る頭の内側の膜が地面に引っ張られて、自分史上最強の激烈な頭痛により起き上がれなくなったこと

ここしばらく生活の中心はこれ↑です。

かかりつけのお医者さまが町のお医者さまという方が多いと思いますが、お医者さまの中でも認知度がまだまだ低く、なかなか診断がつきにくい病気です。

自分の場合は、病名は突発性低髄液圧症候群でした。
近い病気として、事故や外傷で髄液が漏れる場合が多い脳脊髄液減少症があります。
どちらも治療法の一つに、ブラッドパッチという自分の血液を脊椎硬膜外腔に注入して、髄液の漏れを止める処置があります。ブラッドパッチは、2012年に先進医療の対象になり、2016年から公的保険適用になりました。
過去には(どうやら今でも)懐疑の声があり、逆風の中、先人の方々が非常に大変な思いや犠牲を払って勝ち取っていただいたことを、今回初めて知りました。
その恩恵を受けて、現時点では回復を実感しつつ、療養生活を送っています。感謝しかありません。本当に。

どの病気でも同じだと思いますが、この病気も「早期発見・早期治療」です。早期に対処できると効果が高く、完治率も高まります。

また、この病気はネット上での完治レポートが少なく、ネガティブなものが多いです。
主治医の先生は、「必ず治る病気ですから。ネットの情報は見なくていいです。」とまでおっしゃっています。
低髄液圧症は必ず治る病気」と信じて、自分の経験がどなたか困っている方の希望のたねになればいいなと思って、このテーマで書き進めてみます。

突発性低髄液圧症候群の多彩な症状

この病気は多彩な症状が出るようです。

私の場合は、連日の起立時の強固な頭痛と頚部痛、耳閉感や視力低下でした。
体を起こすと、頭の中の膜が引っ張られて額から目にかけて強烈な痛みがあり、気休めでも俯き気味かつ手で押さえていないといられない程の頭痛がして、基本寝たままの生活でした。
そして、横になるとこの強固な頭痛がうそのように治る、もしくはマシになるのです。
(ちなみに車椅子だと首が一層痛くなり、頭痛がする頭を支えていられなくてダメでした。。。横になるのが一番楽です。)

突発性低髄液圧症候群の場合は起立時の強固な頭痛が多いのですが、中には吐き気で苦しい方やめまい、耳鳴り、聴力低下等いろいろな症状が出ることがあるようです。
もし、上記のような辛い症状が連日(時々でなく、連日)起きていて、生活に支障をきたしている方がいらっしゃれば、早めに総合病院や大学病院等の大きな病院の脳外科を受診されることをおすすめします。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆様が素敵な1日を過ごされますように。


浜離宮恩賜公園の御衣黄
浜離宮恩賜公園の御衣黄という緑色の桜です。鬱金桜の大正ロマンの雰囲気も好きですが、御衣黄の個性的な雰囲気も好き。発病の前日に撮りました。アイキャッチもこの桜です。


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