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【堺シュライクス】2020年が楽しみだ

新戦力

早いものでシュライクスでいろんなことが12月に決まっていった。

近江高校主将で甲子園で選手宣誓もしたことがある中尾雄斗選手、フルタイムナックルボーラーとして話題となった佐野太河投手、兵庫から今井寿樹也選手、賢雨選手らが入団を決めた。

グラウンドの外では中道勝士が店長を務める「焼肉しょう」がオープン。早速いってみたがお肉、すごく美味しかった。

原池公園の新球場「くら寿司スタジアム」も完成間近。シュライクスの2020年に向けて、準備が整いつつある。

楽しみにしてください

新しいことが次々と出てくる中、既存の選手たちはどうなのか。
11月末までみなと堺グリーンひろばで鍛えられていた選手たち。

傍目から見てもキツそうな練習メニューをこなしていく。

ある日の練習終わり、ある選手からこう言われた。

「この期間の練習をどこまでやれるかですよね。中だるみせずにいかに来年に備えられるか・・・」

事実、練習で声が出ていない、集中していない状態で、危険なプレーがでる、なんてこともあった。大西監督や藤江コーチがカミナリを落とすシーンもあった。

「全体練習が終わって、次2月に来たらわかると思います。誰がしっかりやってきて誰が練習をやっていないか」

Instagramでは12月以降練習風景をアップする選手が出てきた。ジムで、グラウンドで、独自に色々始めているようだ。

今回の補強で二遊間の競争が激化してきた。誰かがいなくなった分そのレギュラーの座を脅かす選手もたくさん出てくる。今いる選手も今年と同じパフォーマンスを出せるとは限らない。

だからこそ・・・その選手が言った最後の一言が頼もしくて仕方なかった。

「来年楽しみにしててください。絶対やりますんで」

2月、練習初日、グラウンドに降りたファンの人数は3人だった。見学者もおそらく10人には達していない。

冬を越えて強くなった堺シュライクスの選手を、ぜひいろんな人に見てほしい。

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