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低予算で仕掛けるゲリラ戦 事例あり

いくら広告をうっても、人に注目されなければそれは、無いものと同じになってしまいます。人々に強烈なインパクトを残し、衝撃的な体験を提供する広告の方が効果が高い。ですが、テレビCMや、チラシ等は、費用が膨大にかかりますし、単にお金をかけるだけの勝負になってしまうと、中小企業は大企業には到底かないませんよね。

今回は、「低コストで、大衆にインパクトを残せるマーケティング」
を簡単に勉強します。

○ゲリラマーケティングとは?

中小企業向けのマーケティング手法で、少額の予算で効果的に製品やサービスを提供出来る。型破りな方法で大衆の目を引き付ける広告になります。
なによりインパクトが大事なんです。

○事例

文章で説明していても「インパクト!」「衝撃!」とかばっかりになってしまってイメージし難いのでとりあえず、実際に行われた面白い事例を紹介します。

Axe Body Spray アックスボディースプレー

アックスを使用すると、女性が匂いに惹きつけられて追いかけてくる。
そんなイメージのテレビCM等を日本でも一時期たくさん流れていましたよね。

既存のものと上手く組み合わせて、シンプルに面白さを提供しています。

キングコング3D

実際のビーチのキングコングが通ったかのような巨大な足跡を作り、車もわざとぺっちゃんこにさせてリアリティーを出しています。人々は、これをSNSにアップし、口コミで話題を拡散させる方法ですね。

Duracell

バスのヘッドライトや街頭等にステッカーを張る事で、ユニークな広告を打っています。既存の光源を利用しているので、費用も少ないですし、なにより面白いですよね。

JetBlue「Ice block challenge」

真冬のマンハッタンの路上に突如現れたのは、巨大な氷の塊。
その中には、ビーチサンダルや水着など、季節外れのアイテムがたくさん埋め込められている。これは米国のLCC(格安航空会社)・JetBlueと、カリフォルニアの砂漠リゾート・パームスプリングスの観光団体「Greater Palm Springs」がタイアップしたイベント。JetBlueが、ジョン・F・ケネディ国際空港⇔パームスプリングス空港間の直行便を就航したことを記念し、実施したものだ。

そばの看板には、「Break out of the NY chill and find your oasis with prizes from Greater Palm Springs.(ニューヨークの寒さ〈=氷〉を打ち破って、オアシス〈=パームスプリングス〉に遊びに来ませんか)」とのメッセージ。

氷を砕いて出てきたアイテムはその人がもらえるという企画で、それにチャレンジする人や、その光景をSNSにアップする人々で溢れていたといいます。

コカ・コーラ
 

独自性のあるキャンペーンに定評のあるコカコーラが、バレンタインのお祝いにイスタンブールのショッピングセンターに設置したのはリモコン式の自販機。「あなたたちはカップルですか?」という自販機の問いかけに、ハグやキスすることで証明できたら無料でコーラがもらえるというもの。

○おわりに

ゲリラマーケティングについて調べてたら、おもわずニヤニヤとしちゃうようなユニークなアイデアばっかりでした。こんなに人々を惹き付ける楽しい広告があると街を歩くのが楽しくなりますよね。

広告は大規模である必要はなくて、
一か所に、ぽんっとあるだけでも口コミで広がり、やがてそれは大きな広告となる事を学びました。お金をかけるんじゃなくてアイデアをかける感じもかっこいい。

SNSが日常的に使われている時代だからこそ、
効果の高い広告になってるんですね。

日常に飽きてるんですよ!非日常が求められてる。面白い事って結局みんな好きですもんね。紹介したゲリラマーケティングは、企業の宣伝にもなりますが、それだけでなく、人々を繋ぐ効果もあるんじゃないでしょうか?

「なにこれ?面白いですね」とか声掛け易くなりますもんね。

もうちょっと勉強したいと思うテーマの一つになりました。

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