「真剣勝負してください」という言葉の格と重み
さて、なんでしょうね。まさか令和になってこの言葉を聞くことになるとは思いもしませんでしたし、言われた相手の方にだいぶ思い入れ(そこまでガチではないけれど)あるので今回行った方をだいぶこき下ろします。今回いった方のファンには謝罪を。申し訳ございません。
はい、ということでね。いやあ、これがね?今回、あの言葉をいったのがMさんとかSさんとかならまだ「あー。まあ、しゃあないか。田村潔司が乗ってくれれば美味しいし、乗らなくても美味しく……………あ、できない。なかったことにしよ」ってなるんですが。いった方が「ヘラクレス千賀以下の格(個人の感想です)のお前が何言ってんの?その言葉の重みわかってんの?」って感じの方なのですごいもっやもやするというか。
そう。この言葉を言われたのは田村潔司なんですよ。いやあ、まさかあの田村がこの言葉を言われるとはなんか感動すら覚えるのですが。まあ、それはそれとして。
「真剣勝負してください」と言う言葉。たった十文字に込められた重みを彼はわかっているのだろうか。1995年8月、メインで田村潔司がゲーリー·オブライトに勝ったあの日。あの時ほど、田村潔司という男がかっこよく見えた時はなかった。人によってはvsパトスミ戦とかvsヘンゾ戦の方がかっこよく見えたろうけれど、僕にとってはあの夏の田村潔司が田村潔司らしく一番輝いてたと思う。
それに対して彼は、どうにもこうにも中途半端というか。前の所属時代から、分かってたんだけどどうにもプロレスが下手というか。それを誤魔化すために、バカ兄弟ことバラモン兄弟なんかと組んでたんだろうけれど、うんっていう感じで。これは、今、彼が前までいた団体でヒールとして押されている彼にも言えるんだけど、「いやお前さあ……………」ってなる。うまく言えないんだけど、格と実力と発言がチグハグでヒートをかうんじゃなくて呆れとかそういう感じのイライラが勝っちゃう。ワル学卒業直後のジョン·シナ感といえば伝わるだろうか。シナはちゃんと格と発言と実力を合わせたから見れるし、今では割と応援しちゃうけれど。彼らにはそれがなくてモヤモヤだけが残るのである。これ、ライオンマークにいるNにも言えるのだけれども、まあ、それはそれとして。
田村潔司の事より熱く語っている気がするけれども、本当、Nはもうしょうがないとして、彼らはどうしたらいいんだろうって感じがしてなあ。せめてヘラクレス千賀ぐらいの格ならこんなモヤモヤしないんだろうなあ……………。
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