見出し画像

個性が強い香りの精油。1種類でももちろんいいけれど、色々楽しむためのブレンドを。

こんにちは、さざなみきょうこです。いつもお読みくださいまして、ありがとうございます。

今回は特に個人の主観(香りの好み)多めでお送りします。

アロマテラピーを始めたころ、精油を買っては「香りが濃い…強い…ずっと同じ香り(当たり前)」とぐるぐる考えていました。その後すぐ、本を複数読んだり、アロマテラピー検定の勉強をしたりしました。

個性が強い香りの精油…それらは1滴1滴の香りが強いので、部屋がその香りで充満するということがよくあります。あとは正直に申し上げて、使っているうちに…だんだん飽きて…くることがあります…はい、苦笑いの絵文字を入れるところですね。

せっかく買ったのですから、色々楽しみたいですよね。もちろん、お好きな精油でずっとこれだけかいでいたーい!!ということでしたら、いいのですよ。(同居のご家族など、周りへのご配慮はお願いいたします)

それでは、個人的に特に個性が強いなと思う香りを挙げます。「あーそうだよねー」と共感してくださるかたはいらっしゃるのでしょうか…!?

イランイラン精油、シトロネラ精油、ベチバー精油、ペパーミント精油、レモングラス精油(東インド産・西インド産とも)、ローズ精油

※これらの精油は、妊娠中のかた・妊娠の可能性があるかたはお使いにならないよう、お願いいたします。また、ペパーミント精油は、てんかんの患者さんはお使いにならないよう、こちらもお願いいたします。

結論を先に…

1)柑橘系精油(オレンジ・スイート精油、ベルガモット精油、グレープフルーツ精油など)とブレンドすると、たいてい合います

2)同じ化学成分を含む精油同士をブレンドすると、こちらもたいてい合います。(例: 酢酸リナリル、リナロール)

しかし、これらだけではあまりに芸がない。個性の強い香りの精油を長く楽しむために、過去に少しでも何かスクールの先生方やクラスメイトと情報交換したブレンドがないか、ほかにもどこかで聞いたことがないか、思い出してみました。

あとは、手元にイランイラン精油(イランイラン・エクストラ)とローズ・アブソリュート精油があるので、ほかの手持ちの精油の何と合うか考えてブレンドしてみました。

イランイラン精油はバンレイシ科の花から採取します。甘い。濃い。色っぽい。高級香水の原料に使われます。

ブレンド…イランイラン精油+ベンゾイン精油。ベンゾイン精油に含まれるバニリンという成分に少し苦みがあるので、イランイラン精油の甘さを少し抑えてくれます。

ペパーミント精油はシソ科の葉から採取します。清涼感、すっきり感、爽快感。歯磨きチューブの味はスペアミント精油の香りに近いと思います。

ブレンド…ペパーミント精油+ゼラニウム精油。ペパーミント精油の爽やかさにゼラニウム精油の甘い香りが加わって、「華やかなミント」という感じです。「ペパーミント精油+柑橘系精油」ですとリフレッシュの意味が強い印象ですが、「ペパーミント精油+ゼラニウム精油」はリフレッシュと甘い華やぎを同時に感じられます。

ローズ・アブソリュート精油はバラ科の花から、「溶剤抽出法」という方法で採取します。深みがあり、明るく、緊張を和らげます。ローズ・オットー精油(「水蒸気蒸留法」で採取します)とは少し違う印象です。

ブレンド…ローズ・アブソリュート精油+シダーウッド・アトラス精油。パチュリ精油、ベンゾイン精油とのブレンドとそれぞれ比べました。結果、シダーウッド・アトラス精油とのブレンドが一番、ローズ・アブソリュート精油の香りを引き立てつつ、落ち着かせてくれました。

ローズ・アブソリュート精油のブレンドについては、以前こちらにも書いております。

ちなみにベチバー精油は、「ヨガのときに芳香浴で使う」と言っていたクラスメイトがいました。ほかの精油とのブレンドはしないそうです。

今回挙げた個性が強い香りの精油だけでなく、ほかの精油も1種類でももちろんいいのですが、色々なブレンドを楽しんでいただければありがたいです。

最後に※精油を使うときに注意していただきたいこと

精油を直接肌につけたり、飲んだりしないでください。あの1滴1滴にたくさんの化学成分が凝縮されていますので、あなたの大事な肌や内臓を痛めてしまうことがあります。

もし肌についてしまったら、すぐに水道の水をたくさん出して、精油を洗い流しましょう。そして万が一、かぶれたり赤くなってしまったりしたら、皮膚科を受診してください。その際は、精油を持って行ってくださいね。よろしくお願いいたします。

今回もここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。感謝申し上げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?