期待を手放すと 葛藤はどこかへ消えてゆく 本当にしたいのは ただ存在を祝福し合うこと
ガジュマルの木に体をあずけてみる。 ぼんやり眺めていると、 その複雑さに驚かされる。 太い幹が何本も大地と繋がっていて はじまりの1本がどれなのかは見当もつかない。 いろんな箇所の枝から根を下ろして 新しい幹をつくる。 根か幹かさえ分からなくなってくる。 複雑に絡み合って、描かれた美しい螺旋は誰がデザインしたんだろう。 わたしたちの中にも、この美しさを見たい。 わたしの はじまりと終わり わたしの一生 いろんな人と複雑に繋がり合う どこでどんな根を下ろそうか。 根を
穏やかさのお風呂に浸かってみる。 心を穏やかなお湯に浮かべていると 目に映る世界に心地よさが広がってくる。 心に穏やかさが浸透したかのようだ。 心が穏やかな感覚で満たされたとき その感覚は心から溢れ出し やわらかく、あたたかなお湯のようにわたしの周りを包んでくれる。 わたしと心が触れた人たちは 穏やかさのお風呂に浸かりながら、 心地いい世界を一緒に生きていく。