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2024ロアッソ熊本 シーズンプレビュー

いよいよシーズン開幕

主力の大量移籍から始まった昨季は13戦勝ちなしもあり、最後まで残留争いに巻き込まれるシーズンであったと同時に、並み居るJ1の強豪を撃破し初の天皇杯ベスト4を達成。悔しさと嬉しさのどちらも経験する1年でした。
今年はクラブ創設20周年の節目の年。
20年のクラブの成長を示すため、次の20年を輝かしいものにするため、悲願のJ1を目指す戦いが始まります!

いよいよ2月25日(日)J2リーグ第1節清水エスパルスとのホーム開幕戦に臨みます。
今年もたくさんのサポーターがスタジアムに足を運び、そして新しいファン・サポーターにロアッソを知ってもらい、応援してもらえるように、今年のロアッソ熊本を紹介していきたいと思います!

★プレシーズン★

移籍情報

昨年とは一転ロアッソ熊本からの主力選手の移籍は多くはありませんでした。しかし、キャプテンで大黒柱のMF平川怜がジュビロ磐田へ、昨年移籍してきて切り込み隊長、いや切り込み坊主としてブレイクしたMF島村拓弥が柏レイソルに移籍。さらには切り札的存在であった粟飯原、田辺、土信田が契約満了、チームを陰から支えたGK増田が引退となりました。移籍した選手たちはある程度予想できたし、これからの活躍を期待したいですが、引退、満了の選手たちはどの選手もまだまだ必要な戦力と感じていたため予想外でした。

一方で新たにロアッソに加入してくれた選手ももちろんいます。
まずは以前ロアッソがJ3から昇格したシーズンに活躍したDF岩下航が期限付きで加入。さらに近年のロアッソの主力になっている大卒選手として4名の選手、そして今年もユースからの飛び級昇格で各年代日本代表に選ばれるFW神代慶人が新加入となりました。期限付きからの完全移籍の酒井匠も加えると7人の新加入選手が加わりました。

https://www.jleague.jp/special/transfer/2024/j2.html#kumamotoArea

昨年と比較すると選手の出入りは少なく、大木監督のサッカーを知る選手が多く残り、今年は練度の高いメンバーで戦えることを強みとできるでしょうか!?

新体制発表会

1月に行われた新体制発表会で発表された今シーズンのスローガンは
『跳べ』 :チーム・クラブが成長するために自らの足で大きく飛び立ちたいという意志が込められている(ロアッソHPより)
昨シーズンより社長に就任された藤本社長は、ロアッソの予算や人件費がまだJ2でも下位レベルであることなどクラブの厳しい現状を話され、フロントとしてチームの規模をJ1レベルにするために尽力する決意を示されました。一方で大木監督は「チームがJ1レベルでなくても、昇格すればJ1のチームになる。自分たちはそこを目指して本気で取り組む。」と今年の昇格に対する熱い思いを話してくれました。
一昨年、昨年と昇格プレーオフや天皇杯ベスト4とこれまでロアッソが到達できなかった舞台へ到達するもあと一歩足りなかった悔しさ、そしてそれほどの選手たちをチームに留められなかった悔しさがフロントも監督・選手それぞれにあったことと思います。それぞれの課題を認識し、目標達成のために今年のチームも最高の仕事をしてくれるでしょう!!
私たちサポーターにできることは一人でも多くのファン・サポーターを集めてスタジアムを赤く染めること、選手の後押しとなるような試合に勝つ雰囲気を作り上げることだと思います。
※この記事がその助けとなれば幸いですので、友人知人にロアッソの紹介をしたい方は是非共有やご紹介お願いします🙇‍♂️

★フォーメーション★

ロアッソの今年の基本フォーメーションは3‐4‐1‐2となりそう。
昨年のプレシーズンに取り組んでいたが採用されなかったダブルボランチシステム。MF平川が移籍したためか、昨年主力FW石川がけがした後に悩まされたCF問題解決のためか、または一人で広大な範囲をカバーしていたアンカーMF上村の負担軽減・守備力UPを目的とするためか定かではありませんが、選手の能力を引き出すことに長けた大木監督が採用したシステムは今年もサポーターを対戦相手を驚かせることでしょう。
※シーズン開幕後に追記予定

★注目選手★

MF8 上村周平

https://roasso-k.com/clubteam/players

ジュニアユースからロアッソ一筋17年のバンディエラが遂に主将に就任。昨年のMVP級の活躍で大木監督から「お前しかいないだろ」と指名を受けた。小柄な体ながら強靭なフィジカルでボール奪取に長けるMF。さらに常にボールに関わることができる連続性と確かな技術で攻撃の潤滑油として絶大な存在感を示す。誰よりもJ1昇格を望む男が今年のロアッソをJ1に導く。


MF19 古長谷千博

https://roasso-k.com/clubteam/players

今期より常葉大学より加入したMF。清水ジュニアユースで世代タイトルを総なめにしたこともあり、大学でも1年から主力として活躍し全日本大学選抜にも選出。静岡仕込みのテクニックとゴールに直結するパスやシュートの精度の高さを誇る。かわいい見た目ながら強烈なシュートも持っている。今年のロアッソのチャンスの多くは彼から生まれる。


FW28 神代慶人



https://roasso-k.com/clubteam/players

昨年のFW道脇に続いて2年連続となるユースからの飛び級昇格を掴んだFW。年代別代表常連であり、JFA アディダス DREAM ROADではレアルソシエダへ短期留学し日本代表FW久保建英から貴重なアドバイスも得た。特徴は左右の正確なシュート技術に加え、前線ならばどこでもこなせる器用さ。ロアッソ最年少ゴール記録を更新するのは道脇か神代のどちらになるか⁉


MF21 豊田歩

https://roasso-k.com/clubteam/players

昨年中央大学から加入したMF。昨年はサイドMFとして多くの出場機会を得たが、今シーズンはダブルボランチの一角としての出場が増えそう。ボランチでは同じ中央大学出身の中村憲剛のようにボールを散らす役割や鋭い縦パスなど本来の持ち味を発揮する。さらに注目は対人守備の強さにあり、チーム内での守備の評価は高く全体練習後のドリブル練習では守備役として人気。昨年2年目でブレイクしたDF江崎のように今年のブレイク候補はMF豊田を推したい。

★注目チーム★

清水エスパルス

https://www.s-pulse.co.jp/clubs/about

The理不尽。なぜJ2、2年目なのに戦力が落ちないのでしょうか⁉
元日本代表GK権田、MF乾は残留し、何者か分からないブラジル人も大量に獲得。なんでやねん。
それでも去年は1勝1敗!今年は開幕で当たりますが、スタートダッシュなんかさせないぞ!
★注目選手★ MF乾貴士
元日本代表のテクニシャン。昨季は戦術乾と言われた司令塔。チャンスメークだけでなく試合を決める一発も自ら主役になることもできる。まだまだ錆びついていないテクニックと戦術眼はお金を払って観る価値あり。


モンテディオ山形

https://www.montedioyamagata.jp/club/

2年連続プレーオフ出場。もともと強いチームでしたが、今年はなんと両翼にMF杉山、MF坂本を獲得。元ロアッソ選手が古巣の前に立ちはだかります。悲しきことですが、プロの世界ではよくある事。しょうがありません、新生ロアッソの力を見せてやりましょう。
★注目選手★ MF杉山直宏
22年のロアッソで活躍後、ガンバ大阪へ移籍するも出番に恵まれず。それでもカップ戦では元日本代表DF長友をチンチンにして2得点を奪うなど実力は十分。サイド攻撃を強みとする山形で心機一転、再び輝けるか。

ブラウブリッツ秋田

https://blaublitz.jp/clubteam

THE天敵。ロアッソとは対照的にシンプルにひたむきにゴールを目指すスタイルで、とにかく対戦成績の分が悪い。ロアッソの嫌いなハイボール、ロングスロー、時間稼ぎ、すべてを兼ねそろえた天敵。
今年こそロアッソのスタイルで圧倒しよう!
★注目選手★ FW小松連
昨季J3松本で19得点を挙げたJ3得点王。個人昇格でJ2の舞台へ戻ってきた、裏抜けとヘディングに強みを持つ点取り屋。秋田の浮沈の運命を握る。

★今季の展望★

昨年とは違い選手の入れ替わりは少ないが、有力な選手をたくさん獲得できたわけではないロアッソ。強力な助っ人外国人や日本代表レベルの選手を獲得して魔法のように強くなることは出来ません。
今年のロアッソの強みはメンバーが変わらなかったことによる連携の良さ、練度の高さにあると思います。そこに新加入選手や昨季のケガから復活するFW石川やMF三島などの戦力が加わります。
引き続き強大な戦力を要する清水や横浜FC、長崎などに加え、昨季のプレーオフ進出チームの千葉や山形などほかにも強力なチームがひしめくJ2ですが、毎年ドラマが起こるのもJ2です!そんな荒波のリーグ戦を、チームワークで戦い抜くロアッソ熊本を応援し、後押ししていきましょう!!

ロアッソを観に行こう!

今年もいよいよ2月25日(日)ホーム開幕戦です!
一昨年、昨年と我々に新しい景色を見せてくれたロアッソ熊本。その成果あって、観客は増えてきていると感じます♪今年はどんな戦いを見せてくれるのか楽しみですね!
スタジアム全体で「HIKARI」と「カモン ロッソ」を響き渡らせロアッソの後押しをしましょう♪

熊本サポーターにもこんな景色が作れるんです!!

チケット⇩

アクセス(駐車場・シャトルバス・パーク&バスライド)⇩
※今年はシャトルバスの料金や予約が変わったので要注意!



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