最年少ですが

 事務所の入っているビルの1階が内科のクリニックになっていて、月に1回通院している僕にとっては極めて便利だ。
 きょう事務所を出て、クリニックの前を通ったとき、ご高齢の夫婦がやってきて、奥さんの方から声をかけられた。

「注射ですか?」
 は?」
「注射に来たの?」
 違いますけど、ワクチンの予防接種なら、ここでできるはずですよ」

 ちょうど、きょうの午前中クリニックに行ったのだが、そのとき「ここでコロナのワクチンは打ってもらえますか」「できますよ」という会話を聞いていたところだった。

 ご夫婦はどう見ても90歳前後で、自分の両親(もう亡くなっているけど)と同年代と思われた。
 その人たちに、予防接種を受ける仲間だと思われたのか。
 実際、来年3月31日に65歳になるから、間違いではないんだけど。

 最近テレビの報道を見ていて、自分も高齢者なんだとはわかっていたが、それを非常に実感した瞬間だった。
 すみません、先輩諸氏。最年少の若造ですが、お仲間の端くれに入れていただいています。

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1957年、石川県加賀市生まれ。1981年、埼玉新聞社に入り浦和の住人に。1992年から、浦和レッズオフィシャルマッチデープログラム(MDP)の編集を担当。2005年に退職し、フリーでMDPの編集を請け負っている。清風庵(http://saywhoand.jp/)庵主。