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10月31日(2001年) 残留に一歩近づく貴重な勝利

 2001年10月31日(水)、浦和レッズは駒場スタジアムに清水エ スパルスを迎えて、J1リーグ2ndステージ第11節を行い、2-1で勝利した。2ndステージ第4節から指揮を執り始めたピッタ監督の初勝利であり、チームとしては8試合ぶりの勝利だった。

 2ndステージの第3節を終えた時点で、監督が突然辞任するというアクシデントに見舞われたレッズ。いや、アクシデントと表現するのは甘いかもしれない。チッタ監督のマインドに気付けず、改善のための手を打てなかったクラブの責任はあると思う。もし気付いていて手を打たなかったのなら、また別の問題だが。

 それはYouTube「清尾淳のレッズ話」で語らなければいけない部分ではあるが、もしJリーグの監督の資格を持つピッタコーチがいなかったらどうしたのだろうとゾッとする。
 経緯は省略して、ピッタ監督の初勝利は喜ばしいことだった。もっとうれしかったのは、年間順位が1stステージが終わった時点で7位だったのが、2ndステージに入って徐々に後退し、第10節時点で降格圏の15位と勝ち点6差の12位になっていたが、この清水戦の勝利で順位を一つ上げたことだ。15位との差は勝ち点6で変わらないが、残りは4試合。残留にだいぶ近づいた感があった。

選手たちはサポーターから贈られたTシャツをアンダーシャツにしていた

 2年前に残留争いの末に降格した経験を持つレッズサポーターは、負けが続いていたころも、ブーイングよりも次の試合には勝て、というスタンスで応援していたと思う。その分、残留が確定した後は大変だったのだが。

 さて、みなさんは2001年10月31日、何をして何を感じていましたか?

【あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~】は、レッズサポーターのみなさんから投稿を募っています。浦和レッズ30年の歴史をいっしょに残していきましょう。詳しくはマガジン「あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~」のトップページをご覧ください。

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