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清尾淳のレッズ話#265_2024沖縄キャンプだより①/長い3週間が始まった

 キャンプ取材のとき、個人的に気を付けているのが体調管理とスケジュール管理。食生活も不規則になりがちだし、MDPの締め切りに追われることもないので、つい怠けがちになる。そこで僕は、決めた予定は実行することやキャンプ中の禁酒などを自分に課している。もっとも、課したことを貫徹できるような自分なら苦労はないのだが。

 選手は逆に丸1日スケジュールに管理されたような生活が続くのだろうか。なにしろホテルから歩いていける場所にコンビニもないのだ。
 各クラブのキャンプ日程を見ると、3週間以上ぶっ通しで予定されているのは、レッズのほかは地域的な条件でやむをえない札幌だけ。そんな中で、いかにオンとオフを切り替えて、ストレスを溜めずに3週間を乗り切っていくかもキャンプの重要なポイントだと思う。

 ところでYouTubeでも言っているが、20日の皇后杯準決勝を最後までテレビ観戦したため、僕は午後練習の終わりごろになって行くことになった。それで思ったのだが、同じクラブのチームが皇后杯という大きな大会の準決勝で戦うのを、せっかくキャンプ中なのだから、チーム全体でテレビ観戦してもいいのではないか。そんな施設はないかもしれないので、自分の部屋で見るように、とか。
 プロになって、WEリーグ各クラブのレベルも上がっているし、昨日はJリーグのライバルクラブ・広島の女子チームとの試合だった。浦和レッズとしての一体感を高めていくことは決して浦和レッズにとってマイナスではないと思うのだが。なにしろレッズレディースはここ2シーズンで3タイトルを獲っているし、今季はアジアの覇権をかけて戦う強豪チームだ。
 もっと肩を組んでいいと思う。

 ちなみに、宇賀神に結果を少し言ったら食いついてきた。3-3のPK勝ち、と言うと「じゃ、池田が止めたの?」と問うてくるほど詳しい。みんながウガくらいになってくれると、レディースの選手たちのモチベーションもさらに上がるだろう。
 練習時間は少し短くなったかもしれないが、あの試合を見た後なら練習にも力が入ったのではないか。
 まあ、賛否両論あるだろうな。

 今回の沖縄キャンプリポート、何回やれるかも自分で自分が楽しみだ。ご要望やご意見などあれば、ぜひ。


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